「ピコフラクショナルを受けたのに毛穴が悪化した気がする」とご不安な方へ。結論から申し上げると、施術直後の一時的な赤みや腫れで毛穴が一時的に目立つことはありますが、適切な回数と適応で受ければ毛穴の引き締めが期待できる治療です。本記事では大阪・豊中の千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の皮膚科専門医が、悪化と感じる原因とタイプ別対策、いちご鼻への効果、ピコトーニングとの違いまで丁寧に解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 毛穴が逆に目立った気がする
  • いちご鼻に効く?
  • 悪化リスクが怖い
  • ピコトーニングとどっちが毛穴に効く?

結論:ピコフラクショナルで毛穴が永続的に悪化することは基本的にない

ピコフラクショナルで毛穴が永続的に悪化するケースは基本的にありません。「悪化した」と感じる多くは、施術直後の赤みや軽い腫れによって一時的に毛穴が目立って見える状態です。通常は数日〜1週間で落ち着きます。

一方で、回数不足や毛穴タイプとのミスマッチによって「思ったほど変わらない」と感じることはあります。当院では毛穴の状態を皮膚科専門医が診察し、適応を見極めたうえでプランをご提案します。気になる方は千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科のピコフラクショナル紹介ページ(/treatment/picofractional/)もご参照ください。

ピコフラクショナルとは?毛穴改善のメカニズム

ピコフラクショナルは、ピコ秒レーザーにフォーカスレンズアレイを装着し、真皮にマイクロな衝撃(LIOB=光誘起バブル)を発生させる治療です。表皮を大きく傷つけずに真皮へ刺激を届け、コラーゲン・エラスチンの産生を促します。

当院で使用するのは米国Cynosure社製のピコシュアプロ(PicoSure Pro)に専用のFOCUS Lens Arrayを組み合わせた仕様で、755nmアレキサンドライトのピコ秒パルスを照射します。

毛穴に対する作用

  • 真皮コラーゲンの新生で毛穴周囲の弾力を回復
  • 毛穴口を支える皮膚の引き締め
  • 肌のキメ・ハリの改善による毛穴の目立ちにくさ

当院で使用する機器について

ピコシュアプロは日本国内では未承認医療機器です。米国Cynosure社より輸入し、医師の責任のもとで使用しています。なお、ピコ秒レーザー機器のなかには国内で薬機法承認を受けている同種機器も存在します。ピコシュアプロは米国FDAの認可を受けており、海外でも広く使用され重大な副作用報告は限定的とされていますが、効果や副反応には個人差があります。

「毛穴が悪化した」と感じる4つの原因

結論として、悪化と感じる原因は大きく4つに分けられます。いずれも正しい知識と適切な施術計画で回避や軽減が可能です。

1.施術直後の腫れ・赤みによる一時的な目立ち

照射直後は軽い腫れや赤みが出ることがあり、毛穴周囲のむくみで一時的に毛穴が目立つことがあります。通常は数日で落ち着きます。

2.回数不足による効果不足

毛穴改善は1回で完結しません。コラーゲン産生には時間が必要で、当院では3〜5回程度を目安にしています。1回で大きな変化を期待すると「効かない=悪化」と感じやすくなります。

3.毛穴タイプのミスマッチ

後述するように、毛穴には種類があります。たとえば角栓詰まりが主体の毛穴には、レーザー単独より日々のスキンケアや別アプローチが必要な場合があります。

4.アフターケア不足

施術後の保湿不足、紫外線対策の怠り、過度な摩擦は炎症後色素沈着や乾燥を招き、毛穴の見え方を悪化させる要因になります。

毛穴タイプ別のピコフラクショナル効果

結論として、ピコフラクショナルが特に得意なのは「たるみ毛穴」と「開き毛穴」で、詰まり毛穴やいちご鼻には併用治療が有効です。

たるみ毛穴(涙型・楕円形に伸びた毛穴)

加齢やコラーゲン減少による毛穴の縦伸び。ピコフラクショナルの真皮刺激でハリが回復し、改善が期待しやすいタイプです。

開き毛穴(丸く開いた毛穴)

皮脂分泌や肌弾力低下による開き。コラーゲン新生で毛穴口の引き締めが期待できます。

詰まり毛穴・いちご鼻(黒ずみ毛穴)

角栓や酸化皮脂による黒ずみが主体のため、レーザー単独では限界があります。スキンケアの見直しやケミカルピーリング併用などを組み合わせると、いちご鼻の改善が期待しやすくなります。

クレーター(ニキビ跡)を伴う毛穴

真皮へのマイクロ刺激でクレーターと毛穴を同時にアプローチできるのがピコフラクショナルの強みです。深いアイスピック型には限界があります。

悪化を避けるための施術プラン設計

結論として、悪化を避ける鍵は「適応の見極め」「適切な間隔と回数」「丁寧なアフターケア」の3点です。

適応の見極め

皮膚科専門医が毛穴タイプ・肌質・生活習慣を診察し、ピコフラクショナル単独で十分か、他治療との組み合わせが必要かを判断します。活動性ニキビや強い炎症がある場合は、まず炎症を鎮めてから検討します。

適切な間隔と回数

当院では4〜6週間ごとに3〜5回を目安としています。1回41,250円(税込)、初回トライアル33,000円(税込)、3回コース110,000円(税込・別途診察料1,100円)をご用意しています。

アフターケア

  • 施術当日からの十分な保湿
  • 紫外線対策(日焼け止めSPF30以上を毎日)
  • 1週間程度は強い摩擦や刺激のあるスキンケアを避ける
  • 気になる症状があれば速やかに当院へ相談

ピコトーニングとピコフラクショナル、毛穴にはどちらが効く?

結論として、毛穴の引き締めにはピコフラクショナルが第一選択です。ピコトーニングはシミ・くすみ・肝斑へのアプローチが中心で、毛穴改善効果は限定的です。両者は照射方法が異なり、ピコフラクショナルはフォーカスレンズアレイで真皮にマイクロな刺激を加えるため、コラーゲン新生による毛穴・ハリ改善に向いています。

毛穴と同時にシミ・くすみも気になる場合は併用も可能です。詳しくはピコフラクショナルの治療ページ(/treatment/picofractional/)と診察時にご相談ください。

FAQ|ピコフラクショナルと毛穴に関するよくある質問

Q1.ピコフラクショナル後、毛穴が一時的に目立つのはなぜですか?

照射直後の軽度の腫れや赤みで毛穴周囲がむくみ、目立って見えることがあります。通常は数日〜1週間で落ち着き、その後コラーゲン新生による改善が期待できます。

Q2.いちご鼻には何回くらいで効果を感じますか?

いちご鼻は角栓や色素沈着が絡むため、3〜5回程度の継続とスキンケア併用が望ましいです。効果の出方には個人差があります。

Q3.たるみ毛穴と開き毛穴、どちらの方が効果が出やすいですか?

真皮のコラーゲン新生を促す治療のため、肌弾力低下によるたるみ毛穴で実感されやすい傾向があります。開き毛穴にも有効です。

Q4.副作用やダウンタイムはありますか?

赤み・軽い腫れ・かさつきが数日続くことがあります。まれに炎症後色素沈着が生じる可能性があり、紫外線対策が重要です。重大な副作用報告は限定的ですが、個人差があります。

Q5.他のレーザー治療と併用できますか?

シミやくすみが気になる方は、ピコトーニング等との併用も検討可能です。診察時に肌状態を確認したうえで最適な組み合わせをご提案します。

大阪・豊中で受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院は大阪府豊中市新千里東町、千里中央エリアにある皮膚科専門医が在籍するクリニックです。ピコフラクショナルは、皮膚科専門医が毛穴タイプを丁寧に診察したうえで、悪化リスクを抑えた施術プランをご提案します。

料金は全顔1回41,250円(税込)、初回トライアル33,000円(税込)、3回コース110,000円(税込)、診察料1,100円(税込)です。治療内容の詳細はピコフラクショナル治療ページ(/treatment/picofractional/)をご覧ください。

毛穴・いちご鼻・たるみ毛穴でお悩みの方は、まずは診察でご相談ください。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・アレルギー専門医

医師プロフィール