赤ら顔・ニキビ跡治療で後悔しないために知っておくべき選択肢
── Vbeam Prima(Vビーム プリマ)と何が違うのか

メイクでは隠しきれない 顔の赤み、なかなか引かない ニキビ跡の赤み酒さ(しゅさ)による慢性的な赤ら顔。

これらの症状は「見た目の問題」にとどまらず、 日常生活や自己肯定感にも影響を及ぼす深い悩みです。

近年、低ダウンタイムな赤み治療機器として アドバテックスレーザー(ADVATx)が注目されています。
一方で、皮膚科専門医の間で血管病変治療のスタンダードとして長年使用されてきたのがVbeamシリーズで、

その中でも2026年2月現在の最新機種Vbeam Prima(Vビーム プリマ)です。

両者は何が違い、どのような方にどちらが適しているのでしょうか。
年間10万人以上が来院する大阪・花ふさ皮ふ科グループを統括し、 皮膚科専門医・医学博士の花房崇明が、

医学的根拠と20年以上の臨床経験をもとに解説します。

 

【目次】

① 波長と治療目的の違い|「マイルド」か「確実」か

アドバテックスレーザーは、
589nm(赤み・血管)+1319nm(皮脂腺・肌質改善)2波長を組み合わせた複合型レーザーです。

一方、Vbeam Primaは595nmのパルスダイレーザーを採用し、

血管内ヘモグロビンへの吸収効率と深達度に特化しています。

  • アドバテックスレーザー
    • 刺激が少なくダウンタイムがほぼない
    • 軽度の赤み・肌トーン改善・若返り向き
  • Vbeam Prima(595nm)
    • 真皮深層までエネルギーが届く
    • 酒さ・赤ら顔・太い血管・ニキビ跡の赤みに高い効果

👉 「肌を整える赤みケア」か、「血管を治療する赤み治療」か
ここが本質的な違いです。

 

② 出力を下げずに痛みを抑える|冷却技術の差

Vbeam Primaは、DCD(ダイナミッククーリングデバイス)を搭載。

  • 照射直前に−26℃の冷却ガスを噴射
  • 表皮を守りながら高出力照射が可能

「痛くない=弱い治療」ではない点が、Vビームの大きな特長です。

 

③ 治療効率を左右するスポット径

  • アドバテックスレーザー
    • 細かい照射が必要で時間がかかることがある
  • Vbeam Prima
    • 最大15mmの大口径スポット
    • 広範囲を短時間・均一に治療可能

④ 設定自由度=治療精度

Vbeam Primaは、0.45〜40msまでパルス幅調整が可能。
血管の太さ・深さ・部位に応じた完全オーダーメイド治療ができます。


⑤ 厚生労働省承認という信頼性

  • Vbeam Prima
    • 単純性血管腫
    • 苺状血管腫
    • 毛細血管拡張症
    • 厚生労働省 承認機器
  • アドバテックスレーザー
    • 国内未承認(自由診療)

【まとめ】

項目アドバテックスレーザーVビーム
おすすめする人軽い赤み、肌の若返り
→ 赤みケア、整える
酒さ、赤ら顔、ニキビ跡の赤み
→ 血管、赤み治療
治療にかかる時間時間がかかる短時間
承認国内未承認厚生労働省承認機器

どちらが正解かは「目的」で決まります。

酒さ・赤ら顔・ニキビ跡の赤み少ない回数で根本から改善したい場合、

Vbeam Primaは欠かせない選択肢です。

「新しいから」「痛くないから」ではなく、 本当に自分に合った医療レーザーを選ぶことが、

後悔しない赤み治療への近道です。

 

⑥ Q&A(よくある質問)

Q1. アドバテックスレーザーとVbeam Primaの違いは何ですか?

A. 主な違いは「マイルドな赤みケア」か「血管そのものを治療するか」です。 赤みの原因が血管拡張である場合はVbeam Primaの方が効果的です。

Q2. 酒さ(しゅさ)のレーザー治療にはどちらがおすすめですか?

A. 酒さの程度によります。
・軽症〜初期 → アドバテックスレーザー
・中等度以上/慢性的な赤ら顔 → Vbeam Prima
酒さは真皮深層の血管拡張が関与するため、出力・パルス幅を細かく調整できるVbeam Primaがより効果的です。

Q3. Vbeam Primaは厚生労働省承認ですか?

A. はい。
Vbeam Primaは、単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症で厚生労働省の承認を取得した、いわゆる厚生労働省の安全性・効果に対するお墨付きのレーザー機器です。アドバテックスレーザーは国内未承認機器(自由診療)です。

【YouTube】

 

 

 

花ふさ皮ふ科グループ Vbeamに関連するページ