ミラドライを検討するとき、「1回で効果があるのか」「2回目は必要なのか」は、費用にも関わる気になるポイントです。
結論からお伝えすると、ミラドライは1回でも効果が期待できる治療ですが、もともとの症状や効果の感じ方によっては、2回目(追加照射)を検討することがあります。
この記事では、ミラドライの回数の考え方、1回での効果、2回目が検討されるケースとタイミングを、皮膚科専門医がわかりやすく解説します。
目次
1. ミラドライは基本何回受ける治療?
ミラドライは、1回の施術でもワキ汗の変化が期待できる治療です。汗腺は一度ダメージを受けると再生しにくいと考えられており、1回の照射でも一定の効果が見込めるとされています。
ただし、もともとの汗・ニオイの程度(重症度)や、効果の感じ方には個人差があります。そのため、症状によっては2回目(追加照射)を検討することがあり、「必ず1回」「必ず2回」と決まっているわけではありません。
何回受けるのが適切かは、医師の診察を受けたうえで、症状に合わせて決めるものです。
2. 1回でも効果は期待できる?
「ミラドライ 1回だけ」と調べる方も多いですが、1回の施術でも効果は期待できます。実際、1回の施術で満足できる変化を感じる方もいます。
一方で、次のような場合は、1回だけでは十分に実感しにくいことがあります。
- もともとの汗・ニオイの程度が強い場合
- より高い変化を希望している場合
- 1回目で照射しきれなかった範囲が気になる場合
「1回で完全になくなる」と思い込むのではなく、1回でどの程度の変化が見込めるかをカウンセリングで医師に確認しておくことが大切です。
3. 2回目(追加照射)が検討されるケース
2回目の施術が検討されるのは、おもに次のようなケースです。
2回目が検討される主なケース
- もともとの症状が重く、1回では希望する変化に届かなかった
- 1回目の効果はあったが、さらに汗の量を減らしたい
- 1回目で照射していない範囲の汗が気になる
2回目を受けるかどうかは、1回目の効果を一定期間見てから、医師と相談して判断するものです。最初から「2回受けるべき」と決まっているわけではありません。
4. 2回目を受けるタイミングの目安
「2回目はいつ受ければいいのか」も気になるポイントです。
2回目(追加照射)は、1回目の施術後のダウンタイムが落ち着き、効果を十分に見極められるようになってから検討します。施術直後はワキの腫れや違和感があり、本来の効果を判断しにくいためです。
具体的にどのくらい期間をあけるかは、施術内容や経過によって異なります。1回目を受けたクリニックで、経過を診てもらいながら相談するのが安心です。効果の見極め方については、別記事「ミラドライの効果は何年続く?」もあわせてご覧ください。
5. 回数と費用の考え方
ミラドライは自由診療のため、回数は費用に直結します。2回目を受ける可能性も考えて、費用を確認しておくことが、後悔を避けるポイントです。
- 1回分の費用だけでなく、2回目(追加照射)の費用がどうなるか
- 追加照射の保証制度があるか、その条件
- セットプランがある場合、その内容
カウンセリングの段階で、回数の見込みと費用の総額をすり合わせておきましょう。費用の考え方は、別記事「ミラドライの費用は?保険適用・医療費控除」でも詳しく解説しています。
6. まとめ:回数は症状に合わせて医師と決める
ミラドライの回数は、一律に決まっているものではなく、症状や効果の感じ方に合わせて考えるものです。
この記事のポイント
- ミラドライは1回でも効果が期待できる治療
- 症状が重い場合などは、2回目(追加照射)を検討することがある
- 2回目は、1回目の効果を見極められるようになってから相談して判断する
- 回数は費用に直結するため、追加照射の費用・保証も事前に確認する
大阪・豊中・吹田エリアでミラドライの回数について相談したい方は、千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科、または江坂駅前花ふさ皮ふ科・美容皮膚科へお気軽にご相談ください。皮膚科専門医が、症状に合わせた回数の考え方をご説明します。当院のミラドライについてはミラドライの施術ページもご覧ください。
よくある質問(FAQ)
ミラドライは1回だけでも効果がありますか?
ミラドライの2回目はどんなときに必要ですか?
2回目はいつ受ければよいですか?
2回目の費用はどうなりますか?
参考文献(Evidence)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構(PMDA):医療機器 審議結果報告書「miraDry システム」(2018年)
▶ ミラドライシステムの国内における製造販売承認(使用目的=原発性腋窩多汗症)に関する公的資料。
Glaser DA, Coleman WP 3rd, Fan LK, et al. A randomized, blinded clinical evaluation of a novel microwave device for treating axillary hyperhidrosis: the dermatologic reduction in underarm perspiration study. Dermatol Surg. 2012;38(2):185-191.
▶ マイクロ波デバイスによる腋窩多汗症治療の有効性・安全性を評価した代表的な臨床試験。
日本皮膚科学会:原発性局所多汗症診療ガイドライン(2023年改訂版)。日本皮膚科学会雑誌。
▶ 多汗症の重症度評価や治療選択の考え方を示した国内の診療ガイドライン。







