ダーマペンは、極細針で皮膚に微小な穴を開け、自然治癒力を引き出す美容皮膚科治療です。ニキビ跡や毛穴、小ジワ、肌質改善など幅広い悩みに用いられます。当院は花ふさ皮ふ科グループとして千里中央・江坂・みのおの3院でダーマペン4を導入しており、症状やアクセスに応じて受診先を選んでいただけます。本記事ではダーマペンの仕組み・効果・適応・安全性を、皮膚科専門医の立場から中立的に解説します。
こんなお悩みはありませんか?
- ✓ダーマペンってどんな治療?
- ✓効果は本当にある?
- ✓どんな悩みに合うか
- ✓他の治療と何が違う?
結論:ダーマペンは「針で穴を開け肌再生を促す」治療
ダーマペンは、16本の極細針を高速振動させ、肌表面に目に見えないほど小さな穴を多数開ける治療です。皮膚はこの微小な傷を修復しようとし、その過程でコラーゲンやエラスチンが新たに産生されます。結果としてニキビ跡の凹凸、毛穴の開き、肌のハリやキメが改善していきます。1回で劇的に変わるものではなく、複数回の継続で段階的に変化を実感する治療です。当院では3院いずれもダーマペン4を採用しています。
ダーマペンの仕組み|16本針が起こす肌の再生反応
ダーマペン4はオーストラリアEquipmed社が開発したマイクロニードル機器で、ペン型の先端に16本の極細針(直径0.2mm)が並びます。この針が最大3.0mmまでの深度で毎秒1,920回振動し、肌に微細な穴を均一に開けます。
創傷治癒反応によるコラーゲン産生
皮膚は傷を受けると、修復のために線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンを新たに作り出します。ダーマペンはこの反応を意図的に引き起こす治療です。深さは部位や目的により0.2〜3.0mmで調整し、薄い目もと周りは浅く、ニキビ跡のある頬は深く設定します。
薬剤の浸透を高める「ドラッグデリバリー」
開いた微小な穴からは、有効成分が通常より浸透しやすくなります。当院ではヒアルロン酸高配合のハイラアクティブや、皮膚再生・色素沈着改善が期待されるレチナールアクティブを組み合わせ、相乗効果を狙います。
痛みと麻酔
針の振動は速く痛みは軽減されますが、深度を上げると鈍い痛みを感じます。施術前にクリーム麻酔を約30分塗布し、不快感を抑えて行います。
ダーマペンが適応となる主な悩み
ダーマペンは「肌表面〜真皮浅層の構造改善」に強い治療です。具体的には次のような悩みに用いられます。
- ニキビ跡の凹凸(浅め〜中等度のクレーター)
- 毛穴の開き・黒ずみ・たるみ毛穴
- 小ジワ・肌のハリ低下
- 肌のキメ・ごわつき・くすみ
- 妊娠線・肉割れ・古い傷あと
- 色素沈着型のニキビ跡(薬剤併用)
一方で、深いアイスピック型のニキビ跡や強いたるみには、他の治療を組み合わせた方が良い場合もあります。
効果実感までの回数と頻度
ダーマペンは1回で劇的に変わる治療ではなく、3〜5回を目安に1か月程度の間隔で重ねていきます。コラーゲン産生のピークは施術後1〜3か月かけて現れるため、回数を重ねるほど積み上げ式に変化を感じやすくなります。
ダウンタイムの目安
施術直後は赤み・点状出血が生じ、当日〜翌日がピークです。多くの方は2〜3日で赤みが落ち着き、軽い乾燥やかさつきが数日続きます。メイクは翌日から可能なケースが一般的ですが、深度設定により個人差があります。
当院の料金(千里中央院・税込)
- ダーマペン4 全顔:1回30,250円(初回トライアル24,200円)/5回121,000円
- ダーマペン4+レチナールアクティブ:1回35,090円/5回140,360円
- ダーマペン4 両頬:1回20,570円/5回82,280円
ダーマペン4の安全性と「未承認医療機器」に関する開示
当院で使用するダーマペン4は、医薬品医療機器等法上、日本国内では未承認の医療機器です。受診前に以下4点をご理解ください。
- 国内未承認医療機器であること:ダーマペン4は厚生労働省の薬事承認を受けていません。
- 入手経路:Equipmed社(豪州)の国内正規総代理店を経由して輸入しています。
- 国内承認機器の有無:同種のマイクロニードル機器で国内承認を受けたものは限定的です。
- 諸外国における安全性:米国FDA承認および豪州TGA承認を取得し、世界各国で広く使用されています。重大な副作用の報告は限定的ですが、赤み・腫れ・色素沈着等の反応には個人差があります。
当院では未滅菌のセルフ用機器を用いる「セルフダーマペン」については、感染・瘢痕化のリスクがあり推奨しておりません。医療機関での施術をご検討ください。
当院で扱うダーマペンのオプション薬剤
ダーマペンは単独でも効果が期待できますが、目的に応じて導入薬剤を組み合わせることで、より個別化した治療設計が可能になります。
- ハイラアクティブ:高濃度ヒアルロン酸配合。保湿・ハリ目的。
- レチナールアクティブ:ビタミンA配合。皮膚再生・色素沈着改善。
- ウーバーピール:低刺激ピーリング(みのお院取扱)。
- CLRローション:皮脂抑制・ニキビ予防目的(みのお院取扱)。
- エクソソーム:幹細胞培養上清液。要相談。
どのオプションが向くかは、肌質・症状・予算により異なります。診察時にご提案いたします。
ダーマペン施術当日・前後の注意点
施術前後は、肌への刺激を最小限に抑えることが大切です。前日からはピーリングや強いスクラブ、レーザー脱毛などは控えてください。
施術後のスキンケア
当日は洗顔・メイクを控え、保湿と紫外線対策を徹底します。翌日以降は低刺激のスキンケアを優先し、こすらず丁寧に扱ってください。日焼け止めは赤みが引いてから使用します。
避けたほうがよいケース
活動性のヘルペス、強い炎症ニキビ、ケロイド体質、妊娠中・授乳中の方などは施術を控えるか慎重判断となります。診察で適応を確認します。
FAQ|ダーマペンに関するよくあるご質問
Q1. ダーマペンは何回くらい受ければ効果を感じますか?
悩みの程度により異なりますが、目安は1か月間隔で3〜5回です。ニキビ跡の凹凸改善では5回以上の継続を提案することもあります。1回目から肌のキメ改善を感じる方もいます。
Q2. 痛みはどのくらいありますか?
クリーム麻酔を約30分塗布してから施術するため、強い痛みは軽減されます。ただし額・鼻まわりや深度を上げた部位では、振動とともに鈍い痛みを感じることがあります。
Q3. ダウンタイム中、仕事や外出はできますか?
赤みは当日〜翌日がピークで、2〜3日で落ち着く方が多いです。翌日からメイクは可能なケースが一般的で、マスク併用で外出される方も多くいらっしゃいます。
Q4. セルフダーマペンとの違いは何ですか?
医療機関のダーマペン4は針が滅菌使い捨てで深度設定も精密です。セルフ用機器は感染・瘢痕化のリスクが報告されており、医学的には推奨されません。安全に行うには医療機関での施術が安心です。
Q5. 他の美容治療と組み合わせできますか?
可能です。ピーリングや内服、肝斑治療などと組み合わせるケースは多くあります。一方でレーザーや強い角質ケアとは間隔を空ける必要があるため、診察時にスケジュールをご相談ください。
大阪・北摂で受けるなら|花ふさ皮ふ科グループ3院
当グループでは、千里中央・江坂・みのおの3院すべてでダーマペン4を導入しています。お住まいや勤務先、悩みの内容に応じて受診先をお選びいただけます。
千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(本記事の主軸院)
北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」から徒歩約5分。豊中市・吹田市・箕面市方面からアクセスしやすく、ダーマペン4の全顔・両頬・薬剤併用メニューを幅広く揃えています。料金は全顔1回30,250円(初回トライアル24,200円)、5回121,000円、レチナールアクティブ併用は1回35,090円/5回140,360円です。詳細は当院ダーマペン専用ページ(hanafusa-hifuka-beauty.com/treatment/dermapen/)をご覧ください。
江坂駅前花ふさ皮ふ科
地下鉄御堂筋線「江坂駅」直結エリア。ダーマペン4を導入しており、ニキビ跡治療ページ内(esaka-hanafusa-hifuka.com/beauty/pimple_beauty/)に料金等を統合してご案内しています。江坂・新大阪方面の方に通いやすい立地です。
みのお花ふさ皮ふ科
北大阪急行延伸により箕面市方面からの通院が便利になりました。ダーマペン4に加え、ウーバーピールやCLRローションなど独自オプションも展開しています。料金はニキビ跡・肌改善1回34,650円(トライアル26,400円)、5回132,000円。毛穴・黒ずみ向けは1回35,090円/5回140,360円です(minoh-hanafusa-hifuka.jp/treatment/dermapen/)。
3院いずれも皮膚科専門医が在籍し、診察のうえ症状・予算・通いやすさに合わせて適切な治療計画をご提案します。
本記事の監修・執筆
花房 崇明(はなふさ たかあき)
理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科(江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科を含む花ふさ皮ふ科グループ)
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医







