「ニキビ跡治療のついでに、気になっていたほくろも取れますか?」――診察室でよくいただくご質問です。結論からお伝えすると、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー/CO2アブレージョン)は、ニキビ跡クレーターだけでなく、ほくろ・脂漏性角化症・稗粒腫・汗管腫・軟線維腫など複数の良性病変を1台で同時に処置できる多用途レーザーです。当グループでは千里中央花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科の2院体制で対応しており(江坂駅前花ふさ皮ふ科はCO2レーザー未導入)、皮膚科専門医が病変ごとに適応を判断します。
こんなお悩みはありませんか?
- ✓ほくろも一緒に取りたい
- ✓顔のブツブツ(脂漏性角化症)が気になる
- ✓1回で全部済ませたい
結論:CO2レーザーは「ピンポイント蒸散」で複数の悩みを同日処置できる
CO2レーザーは波長10,600nmで水分に強く吸収され、組織を瞬時に蒸散(アブレーション)させる機器です。この特性により、ほくろ・脂漏性角化症(年齢イボ)・稗粒腫(白い粒)・汗管腫・軟線維腫(首のブツブツ)といった隆起性・小サイズの病変を、必要な深さだけ削り取ることが可能です。ニキビ跡クレーターのアイスピック型・ボックスカー型と同様に、「狙った場所だけを最小範囲で焼灼する」という点が共通しています。1回の通院で複数箇所を同時処置できるため、忙しい方や複数の悩みをまとめて解消したい方に効率的な選択肢です。
3呼称の統一:炭酸ガスレーザー=CO2レーザー=CO2アブレージョン
「炭酸ガスレーザー」「CO2レーザー」「CO2アブレージョン」は、いずれも同じ機器・同じ施術を指す呼称です。「炭酸ガス(CO2)」は媒体ガスの名称、「アブレージョン(ablation)」は「蒸散・削り取る」という処置内容を表します。クリニックや書籍によって呼び方が異なるため混乱しがちですが、本質的には同じ治療と理解してください。当院では国内承認のCO2レーザーを使用し、皮膚科専門医が病変を診断したうえで照射深度・範囲を設計します。
適応1:ほくろ(色素性母斑)への対応
結論として、直径5mm以下・隆起のあるほくろはCO2レーザーの良い適応です。麻酔下に表面から削り取るように蒸散させ、平坦化を目指します。1回で取りきれない深いほくろは、2〜3ヶ月後に追加照射することで仕上げます。
- 得意:盛り上がりのあるほくろ、顔面の小さなほくろ
- 慎重判断:5mm以上の大きなほくろ、悪性が疑われる病変(→ダーモスコピーで精査、必要時は切除)
- 注意:再発の可能性、色素沈着(3〜6ヶ月でフェード)
診察時にダーモスコピーで良性を確認したうえで施術範囲を決定します。悪性が疑われる場合はレーザーではなく外科的切除+病理検査を優先します。
適応2:脂漏性角化症(年齢イボ・老人性疣贅)
結論として、脂漏性角化症はCO2レーザーの最も得意な領域のひとつです。脂漏性角化症は加齢や紫外線で生じる茶色〜黒色のザラついた隆起で、顔・首・体幹に多発します。表皮内にとどまる病変のため、CO2レーザーで表面を蒸散させると平坦化し、周囲皮膚と同化していきます。
- 顔の「ブツブツ・ザラつき」をまとめて処置可能
- 1回で複数個所を同日治療できる
- 深さが浅いため、ほくろより色素沈着リスクは比較的低め
液体窒素(保険診療)でも治療可能ですが、CO2レーザーは痛みの再現性が高く、仕上がりがコントロールしやすいのが利点です。美容目的は自費診療となります。
適応3:稗粒腫(はいりゅうしゅ/白い粒)
目元や頬に出る1〜2mmの白いプチっとした粒が稗粒腫です。角質が袋状に閉じ込められたもので、自然に消えないことが多く、CO2レーザーで袋の天井を蒸散させて内容物を排出させると、跡をほぼ残さず治癒します。
- 処置時間:1個あたり数秒〜十数秒
- ダウンタイム:かさぶた数日〜1週間
- 複数同時治療が容易
適応4:汗管腫・軟線維腫(スキンタッグ)
下まぶたに左右対称に小さな膨らみが並ぶ汗管腫、首やわき・まぶたに垂れ下がるように出る軟線維腫(スキンタッグ・アクロコルドン)も、CO2レーザーで一つひとつ削り取って平坦化・除去できます。汗管腫は深部まで及ぶことがあり、複数回に分けて慎重に処置します。
保険適応との切り分け
同じ「できもの」でも、適応制度は病変の種類で異なります。
- 保険適応となる例:粉瘤(炎症あり・切除が必要)、悪性が疑われる病変、明らかなウイルス性疣贅で液体窒素治療を選択する場合 など
- 自費(CO2レーザー)となる例:美容目的のほくろ・脂漏性角化症・稗粒腫・汗管腫・軟線維腫、ニキビ跡クレーターの整容目的治療 など
診察時に病変を確認し、保険・自費どちらの選択肢が最適かをご提案します。粉瘤など切除が必要な疾患は保険診療で別途対応します。
料金(消費税込・麻酔代/薬剤代別)
| メニュー | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| トライアル | 11,000円 | 千里=5cm²/みのお=1cm²(症例協力) |
| 1cm²あたり | 16,500円 | ほくろ・脂漏性角化症など個別病変 |
| 片頬 | 132,000円 | クレーター+複数病変対応 |
| 両頬 | 237,600円 | 同上 |
| 全顔 | 550,000円 | 顔全体のリサーフェシング |
ほくろ1個+脂漏性角化症数個など、複数病変を同日処置する場合は合算料金で算出します。診察時に総額をお見積もりします。
ダウンタイム・副作用
処置直後〜Day3は被覆テープと浸出液、Day3〜7でかさぶた形成、Day7〜14でかさぶた脱落・上皮化が進みます。千里中央院はダウンタイム7〜10日、みのお院は被覆材2週間を目安に運用しています。1〜3ヶ月は赤み、3〜6ヶ月は炎症後色素沈着がフェードしていく経過で、紫外線対策(SPF50+・帽子・日傘)が必須です。稀に瘢痕・ケロイド・凹みの悪化が生じる可能性があり、診察時にリスクをご説明します。
FAQ
Q1. ニキビ跡治療と同じ日にほくろも取れますか?
A. 可能です。同日に複数病変を処置することで、麻酔・通院・ダウンタイムを1回にまとめられます。診察時に部位と個数を確認し、最適な順番で照射します。
Q2. ほくろは1回で完全に取れますか?
A. 浅いほくろは1回で平坦化することが多いですが、深いものは2〜3回に分けて段階的に削ります。一気に深く削ると瘢痕や凹みの原因になるため、安全を優先します。
Q3. 脂漏性角化症と「シミ」はどう違うのですか?
A. 脂漏性角化症は触ってザラつき・盛り上がりがあるのに対し、シミ(老人性色素斑など)は平坦で色だけの変化です。前者はCO2レーザー、後者はピコトーニング等の色素レーザーが第一選択となります。診察時に皮膚科専門医が判別します。
Q4. 稗粒腫は針で潰すのと何が違いますか?
A. CO2レーザーは袋の天井を均一に蒸散させるため、内容物の排出が確実で再発が少なく、瘢痕も残りにくい利点があります。針穿刺は手軽ですが、押し出しの圧で周囲を傷つけやすい難点があります。
Q5. 江坂駅前花ふさ皮ふ科でCO2レーザーは受けられますか?
A. 江坂駅前花ふさ皮ふ科ではCO2レーザーは導入しておりません。CO2レーザーをご希望の方は、千里中央花ふさ皮ふ科(千里中央駅徒歩約5分)またはみのお花ふさ皮ふ科(牧落駅徒歩7分)にご予約ください。
大阪・北摂・近畿からCO2レーザーなら|千里中央・みのおの2院体制
当グループでは、ほくろ・脂漏性角化症・稗粒腫・汗管腫・ニキビ跡クレーターなど、CO2レーザー(炭酸ガスレーザー/CO2アブレージョン)を用いた治療を千里中央花ふさ皮ふ科とみのお花ふさ皮ふ科の2院で提供しています。
- 千里中央花ふさ皮ふ科:北大阪急行・大阪モノレール「千里中央駅」徒歩約5分。ダウンタイム7〜10日を目安。豊中・吹田・池田・大阪市内からのアクセスに便利です。
- みのお花ふさ皮ふ科:阪急箕面線「牧落駅」徒歩7分。ダウンタイム14日(被覆材2週間)でじっくり保護したい方に。箕面・茨木・池田・川西方面の方に好アクセス。
- 江坂駅前花ふさ皮ふ科:CO2レーザーは未導入のため、ご希望の方は上記2院をご案内します。
大阪府北部(北摂)・大阪市内・兵庫東部・京都南部からもご来院いただいています。複数の悩みをまとめて相談したい方は、診察時にすべて見せていただければ、適応・優先順位・料金を一度にご提案します。







