「ピコトーニングを受けたけれど、1回で効果を感じない」「何回通えばシミが薄くなるのか不安」――そんなお悩みをお持ちではありませんか。ピコトーニングは1回で劇的に変化する治療ではなく、複数回の照射を重ねて徐々に肌質を整えていく治療です。本記事では、回数ごとの肌変化の目安と、効果実感を高めるためのポイントを皮膚科専門医がわかりやすく解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 1回でどれくらい効果ある?
  • 何回受ければシミが消えるの?
  • 効果なしと感じる人もいるけど?
  • 効果実感まで諦めずに続けられるか不安

結論:ピコトーニングの効果は3〜5回目から実感されることが多いです

ピコトーニングは1回照射ですぐにシミが消える治療ではありません。多くの方が肌のトーンアップやくすみ改善を実感するのは3回目以降、肝斑や色ムラの明確な改善は5回前後、ハリ感や毛穴の変化を含めた総合的な肌質改善は10回程度の継続で実感される傾向があります。2〜4週間隔で計画的に受けることが、効果を最大化する鍵です。効果には個人差があり、紫外線対策やスキンケア習慣も結果を大きく左右します。

ピコトーニングとは?効果が出るメカニズムの基礎

ピコトーニングは、ピコ秒(10⁻¹²秒)という超短パルスのレーザーを低出力で広範囲に照射し、メラニンを微細に粉砕する治療です。当院では米国Cynosure社製のピコシュアプロ(755nmアレキサンドライト波長)を使用しています。

従来のナノ秒(Qスイッチ)レーザーは熱でメラニンを破壊する作用が中心ですが、ピコ秒レーザーは光音響効果が強く、熱影響を最小化しながらメラニンを細かく砕けるとされています。砕かれたメラニンはマクロファージに取り込まれ、リンパや皮膚のターンオーバーを介して時間をかけて排泄されます。

このメラニン排泄に時間がかかることが、即効性を感じにくい理由です。

当院使用機器の重要なお知らせ

当院使用のピコシュアプロは、日本国内では薬機法上の承認を受けていない未承認医療機器です。医師の責任のもと、米国Cynosure社より輸入し使用しています。同種の用途で使用可能なピコ秒レーザー機器の中には、日本国内で薬機法承認を受けているものもあります。ピコシュアプロは米国FDA認可機器であり、重大な副作用報告は限定的ですが、効果・安全性には個人差があります。

【回数別】ピコトーニングの効果の出方と肌の変化

結論として、回数を重ねるごとに段階的に効果が深まります。以下に目安を示しますが、肌質・症状の種類・年齢により個人差があります。

1回目:微細な変化、または「効果ない」と感じることも

1回目の照射では、施術直後にうるおい感やわずかな明るさを感じる方もいますが、目に見えるシミの変化はほとんど期待できません。「ピコトーニング 1回で効果ない」と感じるのは自然な反応です。

これはメラニンが粉砕されても、排泄には2〜4週間以上かかるためです。即効性を求める治療ではないことを理解しておくことが大切です。

3回目:肌のトーンアップとくすみ改善を実感

3回目あたりから、「肌全体が明るくなった」「化粧ノリが良くなった」と感じる方が増えてきます。深いシミよりも先に、全体的なくすみや色ムラが改善する段階です。

5回目:肝斑や色ムラが薄くなる手応え

5回目前後で、肝斑の濃さが薄くなったり、淡い老人性色素斑がぼやけてきたりする変化を実感される方が多くなります。当院の5回コース(110,000円・1回あたり22,000円)はこのタイミングを意識した設定です。

10回目:深い肌質改善・ハリ感の向上

10回目に近づくと、シミの改善に加え、毛穴の引き締まりや肌のハリ感など、コラーゲン産生に伴う総合的な肌質変化を感じる方もいます。長期的な美肌維持を目指す方には、5〜10回以上の継続が推奨されます。

「ピコトーニングは効果ない」と感じる人の特徴

結論から言えば、効果が出にくい方には共通する習慣があります。せっかく治療を受けるなら、以下のポイントを見直してみましょう。

紫外線対策が不十分

メラニンは紫外線で再生産されます。SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、外出時は帽子や日傘も併用することが重要です。紫外線対策なしでは効果が相殺されます。

摩擦・こすり洗いを続けている

強い洗顔やクレンジング、化粧水のパッティングは肝斑を悪化させる代表的な原因です。優しいスキンケアへの切り替えが効果を高めます。

内服薬・外用薬の併用がない

肝斑にはトラネキサム酸内服やハイドロキノン外用などの併用が効果的とされています。レーザー単独よりも複合的なアプローチで効果実感が早まります。

間隔が空きすぎている

2〜4週間隔の継続照射が推奨ですが、間隔が2〜3か月以上空くと効果が積み上がりにくくなります。計画的に通うことが鍵です。

効果実感まで諦めないためのメンタル戦略

ピコトーニングは「マラソン型」の治療です。1回ごとの劇的変化を期待するのではなく、3回・5回ごとに写真で記録し、変化を比較することをおすすめします。

同じ照明・同じ角度で月1回セルフィーを撮ると、自分では気づきにくい変化を客観的に確認できます。当院でも経過の写真記録をお手伝いしています。

よくある質問(FAQ)

Q1. ピコトーニングの効果はいつから実感できますか?

多くの方は3回目以降にトーンアップを実感し、5回前後でシミや肝斑の薄さを感じます。個人差がありますので、2〜4週間隔で5回以上の継続を目安にお考えください。

Q2. ピコトーニング1回だけでも効果はありますか?

1回でも肌のうるおい感や明るさを感じる方はいますが、シミ・肝斑の明確な改善には複数回の継続が必要です。即効性を求める治療ではないとご理解ください。

Q3. ピコトーニングに即効性はありますか?

レーザーで粉砕されたメラニンが排泄されるまでに時間がかかるため、即効性は高くありません。長期的な肌質改善を目指す治療です。

Q4. 効果ないと感じたらどうすればよいですか?

紫外線対策・摩擦回避・併用治療の見直しが重要です。当院では診察のうえ、内服や外用との組み合わせもご提案いたしますのでご相談ください。

Q5. 効果が長持ちするには何回受ければよいですか?

5回コースで基礎を作り、その後1〜2か月に1回のメンテナンスを継続される方が多いです。長期的な美肌維持には継続が有効です。

大阪・豊中でピコトーニングを受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院は大阪府豊中市新千里東町の千里中央エリアにあり、北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅からアクセス良好です。皮膚科専門医が肌の状態を丁寧に診察し、ピコシュアプロを用いたピコトーニングを安全に提供いたします。

初回トライアル22,000円(税込)、1回27,500円(税込)、5回コース110,000円(税込・1回あたり22,000円)でご提供しています。診察料は別途1,100円(税込)です。当院のピコトーニング治療詳細はピコトーニング治療ページでご確認いただけます。

「効果が出るか不安」「肝斑にも対応できる?」といったご質問にも、皮膚科専門医が一人ひとりの肌状態に応じてお答えします。豊中・千里中央・吹田・箕面エリアでピコトーニングをご検討の方は、ぜひ当院へご相談ください。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・アレルギー専門医

医師プロフィール