小鼻のまわりだけ赤みが残る、ファンデーションで隠しきれない、鼻をかむとすぐ赤くなる。こうした小鼻の赤みは、原因によって治し方が変わります。この記事では、皮膚科専門医が小鼻の赤みの3つの原因と見分け方、セルフケアで良くなるもの・ならないもの、Vビームによる治療の回数・料金・経過、他の治療との違いを解説します。

【自由診療】千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科では、赤ら顔・ニキビの赤み・酒さのVビーム治療を行っています

赤みの原因(血管の拡張・炎症・酒さ)によって適した治療が異なります。まず診察で原因を確認します

  • 皮膚科医が診察し、保険診療で対応できる場合はそちらをご案内します
  • Vビーム 全顔 1回 27,500円(初回トライアル 22,000円)/両頬 19,800円 ほか部位別の料金あり(税込)。初回カウンセリング 1,100円
  • 千里中央駅徒歩約5分・駐車場あり

自由診療(保険適用外)です。照射後に赤み・腫れ・紫斑(内出血)が生じ、まれに火傷・瘢痕・色素沈着・色素脱失が起こることがあります。効果・必要回数には個人差があり、一般に複数回の照射が必要です。使用機器(Vbeam Prima)は血管病変の治療を目的として国内承認を受けた医療機器で、赤ら顔・酒さ・ニキビ跡の赤みへの照射は承認された使用目的の範囲外(適応外使用)です。お問い合わせ: 千里中央院 06-6872-1200

結論: 小鼻の赤みは原因が3つ。血管が原因ならVビームが選択肢

  • 小鼻の赤みの原因は「毛細血管の拡張」「皮膚の炎症(脂漏性皮膚炎・ニキビなど)」「酒さ」の3つに大別されます。
  • 拡張した毛細血管が原因の赤みは、保湿や生活習慣の改善では消えにくく、血管に作用するレーザー(Vビーム)が治療の選択肢になります。
  • 炎症が原因の赤みは、まず外用薬などで炎症を治めることが先です。酒さは内服・外用とレーザーを組み合わせます。
  • どの原因かは見た目だけでは判断しにくいため、皮膚科での診察が出発点です。

小鼻が赤くなる3つの原因と見分け方

原因特徴適した治療
毛細血管の拡張(毛細血管拡張症)赤い細い血管が透けて見える、押すと一時的に白くなる、かゆみやカサつきがない。鼻翼(小鼻)は皮脂腺が多く血流も豊富で、血管が拡張しやすい部位Vビームなどの血管に作用するレーザー
皮膚の炎症カサつき・かゆみ・皮むけを伴う(脂漏性皮膚炎、鼻のかみすぎによる刺激、ニキビ、化粧品かぶれなど)。鼻の付け根や小鼻の溝に多い外用薬(抗炎症薬・抗真菌薬など)、刺激の回避
酒さ小鼻から頬にかけての持続する赤み、ほてり、赤いブツブツ(丘疹・膿疱)を繰り返す。温度差・飲酒・辛い物で悪化内服・外用(メトロニダゾール外用薬など・保険)とVビームの併用

小鼻は皮膚が薄く、皮脂腺が多く、血管が密な部位です。炎症を繰り返すうちに毛細血管が増えて拡張し、炎症が治まっても赤みだけが残ることがあります。「炎症」から「血管の赤み」に移行している例も多いため、両方を診て治療を組み立てます。

セルフケアで治る赤み、治らない赤み

  • 改善が期待できる: 鼻をかむときの摩擦、洗顔のこすりすぎ、化粧品の刺激、乾燥による炎症の赤み。低刺激の保湿、こすらない洗顔、紫外線対策で数週間かけて落ち着くことがあります。
  • セルフケアでは消えにくい: 拡張した毛細血管そのもの。血管は一度広がると自然には元の太さに戻りにくいため、保湿を続けても赤みが残ります。
  • 受診の目安: 2〜4週間のスキンケア見直しで変化がない、血管が見える、ほてりやブツブツを伴う場合は皮膚科を受診してください。

Vビームで小鼻の赤みを治療する(仕組み・回数・経過)

Vビーム(Vbeam Prima)は、血液中のヘモグロビンに吸収される595nmのレーザーを短い時間で照射し、拡張した毛細血管に選択的に熱を加えて縮小させる医療機器です。皮膚の表面には冷却ガスを同時に当てるため、周囲の皮膚への熱の影響を抑えます。

  • 回数と間隔: 小鼻の毛細血管拡張は、1か月以上の間隔で3〜5回の照射が目安です。1回で薄くなる方もいますが、小鼻は血流が豊富で再拡張しやすく、複数回必要になることが多いです。
  • 施術時間: 小鼻のみなら数分です。
  • 痛み: ゴムで弾かれる程度。冷却があるため大人は麻酔なしで受けられる方が多いです。
  • 直後〜数日: 赤み・腫れ・ほてり。設定によっては紫斑(内出血)が出て1〜2週間で消えていきます。メイクは当日から可能です。
  • 効果の見え方: 照射後2〜4週間で赤みが薄くなり、回数を重ねるごとに血管が目立ちにくくなります。効果・必要回数には個人差があります。

施術動画: 小鼻の赤みはこうやって治療する

小鼻の毛細血管拡張に対する実際の照射の様子です(4分29秒)。

他の治療との違い

治療標的・特徴向くケース取扱い院
Vビーム(色素レーザー)ヘモグロビン。拡張血管に選択的血管が見える赤み、酒さの赤み千里中央院(Vbeam Prima)・江坂駅前院・みのお院(VビームⅡ)
IPL(光治療)幅広い波長。シミと赤みを同時に薄い赤みとくすみが混在する場合千里中央院・江坂駅前院: BBL / みのお院: ステラM22
外用薬・内服薬炎症・酒さの丘疹炎症が主体、酒さの赤いブツブツ保険診療で対応(メトロニダゾール外用薬など)

※BBL光治療は国内承認医療機器(キセノン光線治療器・JMDNコード 70606000 として承認)で、国内販売代理店(株式会社サイトンジャパン)から購入しています。赤み・火傷・ヒリつき・色素沈着・痂皮が生じる場合があります。ステラM22 も国内承認医療機器です。

血管の赤みにはVビーム、炎症には薬、というように原因ごとに治療を分けることが、小鼻の赤みを早く落ち着かせる近道です。酒さでは薬で炎症を抑えながらVビームで血管の赤みを減らす併用が一般的です。

小鼻のVビーム料金(税込・2026年10月時点)

部位初回トライアル1回5回コース
鼻11,880円13,200円59,400円(1回あたり11,880円)
頬+鼻19,360円24,200円96,800円(1回あたり19,360円)

初回カウンセリング 1,100円。医師施術をご希望の場合は技術料 11,000円。料金は変更となる場合があります。毛細血管拡張症と診断された場合は保険診療になることがあります(症状・原因により適用外の場合もあります)。機器の承認状況・症例・副作用・よくある質問は「Vビーム(Vbeam Prima)による赤ら顔・酒さ・赤あざ治療|千里中央院」をご覧ください。

よくある質問

Q. 小鼻のまわりの赤みはVビームで治せますか?

拡張した毛細血管が原因の赤みであれば、Vビームで薄くすることが期待できます。炎症や酒さが原因の場合は薬の治療が先、または併用になります。まず診察で原因を確認します。

Q. 小鼻への照射は痛いですか?

ゴムで弾かれるような痛みが数回あります。Vbeam Primaは照射と同時に皮膚を冷却するため、麻酔なしで受けられる方が多いです。麻酔クリームを塗ると痛みは緩和される一方で、レーザーの効果が落ちる可能性があるため、使用は診察時に相談して決めます。

Q. 1回で赤みは消えますか?

1回で薄くなることはありますが、小鼻は再び血管が拡張しやすく、3〜5回の照射が目安です。効果と回数には個人差があります。

Q. 鼻の赤みは保険が使えますか?

毛細血管拡張症と診断された場合は保険診療になることがあります。赤ら顔・酒さの赤みとしての治療は自由診療です。診察で判断します。

Q. 照射後、化粧や洗顔はいつからできますか?

メイク・洗顔は当日から可能です。入浴は翌日からにしてください。紫斑(内出血)が出た場合はコンシーラーで隠せる程度で、1〜2週間で消えていきます。

まとめ

  • 小鼻の赤みは「血管」「炎症」「酒さ」の3つの原因に分けて考えます。
  • 血管の赤みはセルフケアでは消えにくく、Vビームで1か月以上の間隔・3〜5回が目安です。
  • 炎症と酒さは薬が先、血管の赤みが残ればVビームを組み合わせます。
  • 原因の見極めが治療の近道です。小鼻の赤みが気になる方は、皮膚科で診察を受けてください。

ショート動画: Vビームの施術(54秒)

関連: Vビームのダウンタイム / Vビームの保険適用と料金 / Vビーム治療ページ(千里中央院)