エレクトロポレーション
(ケアシス)について

「導入」×「冷却」の同時アプローチ 高分子成分を肌深層まで大量補給
当院では、進化型エレクトロポレーション「ケアシス(CareSys)」を導入しております。 これは「ノーニードルセラピー」とも呼ばれ、特殊な電気パルスで一時的に皮膚に微細な通り道を作り、イオン導入では難しかった高分子の有効成分(成長因子やヒアルロン酸など)を、針を使わずに真皮層までたっぷり浸透させる治療法です。 ケアシスの最大の特徴は、−20℃まで調節可能な強力な「クーリング(冷却)機能」です。導入と同時に肌を冷却・鎮静させることで、血管を収縮させて成分を肌内部に長時間留まらせ、引き締め効果も同時に発揮します。
ケアシスはこのような方に
おすすめ
- 乾燥肌・敏感肌で、肌荒れを繰り返している
- 目元の小じわや肌のハリ不足が気になる
- 肝斑やくすみを改善し、透明感を出したい
- 肌質を根本から整えたい
- レーザー治療後の赤み・熱感を早く鎮めたい
- 施術による炎症後色素沈着(PIH)を予防したい
エレクトロポレーション
(ケアシス)の4つの特徴

イオン導入の約20倍の浸透力
ケアシスは、特殊な電気パルスで皮膚細胞膜に一時的な隙間を作ることで、有効成分を肌の奥深く(真皮層)までダイレクトに導入します。その浸透力はイオン導入の約20倍と言われています。 従来のイオン導入では難しかった、ヒアルロン酸や成長因子などの「分子量が大きい美容成分」も、針を使わずに大量に補給することが可能です。−20℃の「冷却機能」で成分を閉じ込める
ケアシスの最大の特徴は、薬剤を導入しながら肌を冷却できる「クライオ(冷却)機能」です。 −20℃まで調節可能な強力なクーリング機能により、開いた毛穴を引き締め、導入した美容成分が酸化・流出するのを防いで肌内部に長時間留めます。これにより、効果の持続性が格段に高まります。痛み・ダウンタイムがなく、直後からメイク可能
「ノーニードルセラピー」と呼ばれる通り、針を一切使用しないため、施術中の痛みがほとんどありません。ヒンヤリとした心地よい冷たさで、リラックスして受けていただけます。 ダウンタイム(腫れや赤み)もないため、施術直後からメイクをしてお帰りいただけます。大切な予定の前日にもおすすめの治療です。レーザー治療後の「鎮静」と相乗効果
ケアシスは、他の美肌治療(レーザーやダーマペン、ピーリングなど)との相性が抜群です。 施術後のほてった肌を急速に「冷却・鎮静」させることで、赤みや炎症を素早く抑え、ダウンタイムを軽減します。また、炎症後色素沈着(PIH)のリスクを下げつつ、レーザーで活性化した肌に栄養を与えることで、治療効果を最大限に引き上げます。
エレクトロポレーション
(ケアシス)の仕組み
ケアシス(CareSys)は、従来の「電気穿孔法(エレクトロポレーション)」に、「クライオ(冷却)技術」を融合させた最新の導入システムです。
美容成分をイオン化させて浸透させる
分子量の大きい美容成分も肌の奥までしっかり浸透
冷却しながら電気パルスを照射
まず、肌に塗布された美容成分の上から、−20℃まで冷却可能なハンドピースを当てます。肌を冷却して保護しながら、特殊な短い電気パルスを流します。細胞膜の一時的な変化
この電気パルスが、皮膚の細胞(特に角質細胞)の細胞膜に一時的な構造変化をもたらし、ナノレベルの微細な孔(エレクトロポア)を形成します。これは、細胞膜を傷つけることなく、一時的に成分が通る「水路」を開くようなイメージです。美容成分の強力な浸透
開いた微細な孔を通して、イオン導入では浸透しにくい「高分子成分(成長因子・ヒアルロン酸など)」が、肌の深部(真皮層)まで大量に導入されます。 ケアシスは冷却しながら導入を行うため、成分の酸化を防ぎながら、高濃度のまま届けることが可能です。冷却による「閉じ込め」効果
導入と同時に肌を冷却することで血管が収縮します。これにより、導入された成分が血流に乗って流出するのを防ぎ、肌内部(ターゲットエリア)に長時間留まらせます。 電気パルスが停止すると細胞膜の孔は自然に閉じ、成分は肌の中にしっかりと「閉じ込め」られます。
【ここがポイント】
上記の仕組みにより、ケアシスは単に成分を入れるだけでなく、「入れて、留める」ことまでを計算した導入法です。 冷却効果により痛みや熱感も大幅に抑えられているため、リラックスして施術を受けていただけます。
エレクトロポレーション
(ケアシス)の期待できる効果

シミ・そばかすの改善
高濃度のビタミンC誘導体などを、ケアシスの高い浸透力で肌深部まで届けます。メラニン色素の生成を強力に抑制するとともに、還元作用によって既存のメラニンを薄くする効果が期待でき、肌全体のトーンアップにも繋がります。

肝斑(かんぱん)の改善
肝斑は「熱」や「刺激」で悪化しやすいため、レーザー治療が難しいケースがあります。 ケアシスは、トラネキサム酸などの有効成分を導入しながら、同時に肌を「冷却」できるのが大きな強みです。冷却により血管の拡張を抑え、炎症を鎮めながら成分を届けることができるため、肝斑治療の選択肢として非常に有効かつ安全です。

レーザー治療後の鎮静・色素沈着(PIH)予防
レーザーやピーリング後の肌は、熱を持ち、一時的に炎症後色素沈着を起こしやすいデリケートな状態です。 ケアシスの「クライオ(冷却)機能」で−20℃まで肌を冷やし、炎症を急速に鎮静させます。同時にビタミンCやトラネキサム酸を導入することで、赤みの引きを早くし、色素沈着のリスクを最小限に抑えます。

肌全体のトーンアップ・くすみ改善
成長因子(グロースファクター)などの美容成分が肌の奥まで浸透することで、細胞が活性化され、ターンオーバー(肌の生まれ変わり)が正常化します。 これにより古い角質やメラニンの排出がスムーズになり、くすみが取れて、透明感のある明るい肌へと導きます。

ハリ・弾力アップ、乾燥小じわの改善
イオン導入では入らない高分子の「ヒアルロン酸」や「ペプチド」を真皮層までたっぷり導入します。 肌の内側から水分保持能力が高まり、ふっくらとしたハリと弾力が生まれます。乾燥による目元や口元の小じわの改善にも即効性が期待できます。

ニキビ・ニキビ跡の改善
冷却効果により、ニキビの炎症(赤み)を素早く抑えます。また、ビタミンCなどの導入により皮脂分泌をコントロールし、ニキビができにくい肌質へ整えます。ニキビ跡の赤みや色素沈着の軽減にも効果的です。
【まとめ】
ケアシスは、これらの高い効果を、痛みやダウンタイムをほとんど感じることなく得られるのが魅力です。 「導入」と「冷却」を同時に行うことで、成分の効果を最大限に高め、トラブルの起きにくい健康的な肌を育てます。
施術の流れ
- 1
クレンジング・洗顔
-
まずはパウダールームにて、メイクや皮脂汚れを落としていただきます。
素肌の状態にすることで、電気パルスの通りを良くし、美容成分の浸透効果を高めます。
- 2
施術(導入)
-
導入する薬剤(レナトスTa:トラネキサム酸・グリチルリチン酸ジカリウム・ヒアルロン酸、ペップビュー:イデベノン・成長因子・ペプチド・アルジルリン)をたっぷりとお顔全体に塗布します。
ケアシスのハンドピースを肌に滑らせ、電気パルスを与えながら丁寧に有効成分を導入していきます。
施術中はヒンヤリとした冷たさ(クライオ機能)を感じますが、痛みはほとんどありません。
出力は患者様のお肌の様子や感覚に合わせて、看護師が調整しながら行います。
- 3
お仕上げ・メイク
-
施術終了後、薬剤は肌に浸透していますので、拭き取りは行わずなじませます。
ダウンタイム(赤みや腫れ)がないため、施術後すぐにパウダールームにてメイクをしてお帰りいただけます。
仕上げに乳液や日焼け止めでお肌を整えてください。
ケアシスの施術料金(消費税込)
| 種類 | トライアル | 1回 | 5回コース | 1回あたり(5回コース) |
|---|---|---|---|---|
| レナトスTa | 8,800円 | 16,500円 | 55,000円 | 11,000円 |
| ペップビュー | 15,400円 | 22,000円 | 77,000円 | 15,400円 |







