「Vビームは痛すぎると口コミで見て不安」「麻酔は必要なの?」と心配される方は少なくありません。結論として、Vビームの痛みは輪ゴムで強く弾かれる程度とされ、多くの方が無麻酔で受けられます。ただし小鼻や口周りなど部位や出力により痛みは変わります。当院ではVbeam PrimaのDCD冷却に加え、麻酔クリームや笑気麻酔の併用も可能です。本記事では痛みの実際と軽減法を皮膚科専門医が解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 口コミで痛すぎると見て怖い
  • 麻酔は必要?
  • 子供でも耐えられる?
  • 痛みを軽減するコツ

結論:Vビームの痛みは冷却と工夫で大きく軽減できます

Vビームの痛みは「輪ゴムで弾かれる瞬間的な刺激」と表現されることが多く、施術後にはほぼ消失します。痛みの強さは部位・出力・個人差で変わり、小鼻や額、口周り、骨に近い部位は強く感じやすい傾向です。

当院の千里中央院に導入しているVbeam Primaは、照射直前にマイナス26℃の冷却ガス(DCD)を瞬時に噴射し、表皮を保護しながら痛みを和らげます。さらに麻酔クリームや笑気麻酔の併用も選択できます。痛みが心配な方も、医師と相談しながら出力調整を行うことで安心して受けていただけます。

Vビームの痛みはどのくらい?「輪ゴムで弾かれる感覚」の実際

Vビームの痛みは、医学的にも「ゴムで弾かれるような瞬間的な刺激」と説明されます。連続的に続く痛みではなく、パチンと一瞬感じて消える性質のものです。施術時間は全顔でも10〜20分程度であり、強い痛みが長く続くことはありません。

痛みを感じやすい部位

同じ出力でも、部位によって痛みの感じ方は大きく異なります。一般的に痛みを強く感じやすい部位は次のとおりです。

  • 小鼻のキワ:皮膚が薄く神経が密で刺激を感じやすい
  • 額・こめかみ:骨に近く響くような感覚が出やすい
  • 口周り・あご:知覚神経が豊富で敏感
  • 耳の前・フェイスライン:骨に近く痛みが強い場合がある

反対に、頬の中央部や首は比較的痛みを感じにくい傾向です。施術中に痛みが強い部位だけ出力を下げる、ショット数を分けるといった調整も可能です。

痛みと効果のトレードオフ

Vビームは出力(ジュール数)を上げるほど血管への効果が高まる一方、痛みも強くなります。低出力では痛みは軽くても効果が不十分になることがあります。当院では赤みの程度・肌質・希望に合わせて医師が出力を調整し、痛みと効果のバランスを取ります。

Vbeam PrimaのDCD冷却で痛みが軽減される仕組み

Vbeam Prima最大の特長のひとつが、DCD(Dynamic Cooling Device)と呼ばれる冷却装置です。レーザー照射の数ミリ秒前に、マイナス26℃の冷却ガスを表皮に瞬時に噴射し、皮膚表面を冷やしながらレーザーを当てます。

DCD冷却の3つの役割

  1. 痛みの軽減:神経の感受性を一時的に下げ、刺激を和らげます
  2. 表皮の保護:やけどや色素沈着のリスクを減らします
  3. 高出力照射の許容:表皮を守りながら血管へしっかり熱を届けられます

Vbeam Primaは厚生労働省承認機器(単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症)であり、冷却と照射のタイミングをミリ秒単位で精密に制御します。江坂・みのお両院のVビームiiも同等のDCD冷却を搭載しており、グループ全院で痛みに配慮した施術が可能です。

麻酔は必要?クリーム麻酔・笑気麻酔の選び方

結論として、多くの方は無麻酔でVビームを受けられます。DCD冷却の効果が大きく、施術時間も短いためです。ただし「痛みに弱い」「過去に他のレーザーで強く痛みを感じた」「広範囲を高出力で照射したい」といった方には麻酔の併用をおすすめします。

麻酔クリーム(外用麻酔)

施術の30〜60分前に肌へ塗布し、表皮の感覚を鈍らせる方法です。針を使わず手軽で、顔全体にも対応できます。別途料金が発生し、塗布時間が必要なため来院時間に余裕を持つ必要があります。

笑気麻酔(吸入麻酔)

鼻からマスクで笑気ガスを吸入し、リラックスした状態で施術を受けられる方法です。意識ははっきりしたまま、痛みや不安が軽減されます。施術後は数分で覚醒し、当日帰宅可能です。痛みが特に苦手な方や、不安が強い方に向いています。詳細は当院の笑気麻酔の解説記事もご参照ください。

局所麻酔(注射麻酔)

主に小児の単純性血管腫や、痛みに耐えられない症例で検討されます。注射の痛みはありますが、施術中の痛みをほぼ取り除けます。お子さまの場合は症状と年齢に応じて医師が方法を判断します。

子供でもVビームは受けられる?小児の痛み対策

Vビームは乳児血管腫(苺状血管腫)や単純性血管腫に対し、生後早期から保険適用で行われる治療です。小児にも安全に施術できる機器ですが、痛みへの配慮はより重要になります。

年齢別の麻酔の考え方

  • 乳児(〜1歳前後):照射範囲が狭ければ無麻酔で行うこともあります
  • 幼児:麻酔クリームを併用し、保護者に抱っこしてもらいながら短時間で照射
  • 学童以降:希望や範囲に応じて麻酔クリームや笑気麻酔を選択
  • 広範囲・深部:必要に応じて局所麻酔や全身麻酔を要する施設へ紹介

当院では保険診療で小児のあざ治療も行っており、ご家族と相談しながら無理のない範囲で治療を進めます。1回の照射時間を短くし、複数回に分けて治療する方法も有効です。

痛みを少しでも軽減するための5つのコツ

Vビームの痛みは、ちょっとした工夫でも体感が変わります。以下のポイントを意識すると、より楽に施術を受けられます。

1. 体調を整えて来院する

睡眠不足や疲労、生理前は痛みに敏感になります。可能であれば体調が良い日を選びましょう。

2. カフェイン・アルコールを控える

施術前のカフェイン過剰摂取は神経を過敏にする可能性があります。アルコールも血流が増し赤みが強く出やすくなるため当日は控えましょう。

3. 麻酔の併用を遠慮なく相談する

「痛みに弱い」「初めてで不安」と感じる方は、最初から麻酔クリームや笑気麻酔を選択して問題ありません。我慢する必要はありません。

4. 医師に出力調整を相談する

強い痛みを我慢して効果を優先するか、出力を下げて回数を重ねるかは選択できます。痛みが強い部位だけ出力を調整することも可能です。

5. 深呼吸でリラックスする

息を止めると痛みが強く感じられます。ゆっくり呼吸を続けることで体の緊張がほぐれ、痛みの体感が和らぎます。

施術後の痛みやヒリつきはある?

Vビーム照射後は、軽いヒリつきや日焼け後のような熱感が数時間続くことがあります。多くは自然に治まり、当日からシャワーやメイクも可能です。強い痛みが翌日以降も続くことは通常ありません。

紫色の内出血(紫斑:パープラ)が出ることがありますが、これは血管が破壊された治療反応であり、1〜2週間で自然に消えます。痛みではなく見た目の問題のため、ダウンタイムを避けたい予定がある時期は照射時期を調整しましょう。

FAQ|Vビームの痛みに関するよくある質問

Q1. Vビームは本当に「痛すぎる」レベルなのですか?

多くの方は「輪ゴムで弾かれる程度」と表現されます。瞬間的な刺激で、連続して強い痛みが続くものではありません。DCD冷却を備えたVbeam Primaやvビームiiでは、痛みはかなり軽減されています。痛みが強く心配な方は麻酔の併用が可能です。

Q2. 麻酔クリームは必ず使ったほうがいいですか?

必須ではありません。多くの方は無麻酔で施術を受けられています。ただし痛みに弱い方や高出力での照射を希望する方、広範囲の方には麻酔クリームの併用をおすすめします。事前にご相談ください。

Q3. 何歳から子供にVビームを受けさせられますか?

乳児血管腫や単純性血管腫に対しては、生後早期から治療開始が推奨されます。当院では保険適用で小児のあざ治療も行っています。年齢・範囲・部位に応じて、麻酔クリームや照射時間の調整など個別に配慮します。

Q4. 笑気麻酔を使うと費用はどのくらい変わりますか?

麻酔クリームや笑気麻酔は自費施術では別途料金が必要です。具体的な金額や使い方は、カウンセリング時にご説明します。痛みが強く心配な方は遠慮なくご相談ください。

Q5. 痛みが怖くて躊躇しています。トライアルから始められますか?

可能です。当院では全顔トライアル22,000円をご用意しており、痛みの感じ方や肌の反応を確認してから本格的な回数コースをご検討いただけます。1回ごとの照射でも構いません。

大阪・豊中でVビームを受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科

当院グループでは3院すべてでVビームを導入しています。千里中央花ふさ皮ふ科には最新のVbeam Prima(厚生労働省承認機器)を、江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科にはVビームiiを配置し、いずれの院でもDCD冷却による痛みへの配慮を徹底しています。

痛みが心配な方には、麻酔クリームや笑気麻酔の併用、出力調整など、患者さま一人ひとりに合わせた施術プランをご提案します。料金や治療内容の詳細は、当院公式サイトのVビーム治療ページ(hanafusa-hifuka-beauty.com/treatment/vbeam/)をご覧ください。

千里中央花ふさ皮ふ科は北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅から徒歩5分、駐車場も9台完備しており、豊中市内はもちろん吹田・箕面・池田方面からもアクセス良好です。赤ら顔・酒さ・毛細血管拡張症・赤いほくろ・あざ治療まで、皮膚科専門医が丁寧に診療します。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

医師プロフィール