小鼻の赤みを改善したいと考えており、その手段としてVビーム治療を検討している人もいるのではないでしょうか。当記事では、Vビームで小鼻の赤みを改善できるかどうかを解説します。
Vビーム照射の回数目安や照射後の経過についても説明するので、ぜひ参考にしてください。
Vビームは小鼻の赤み改善に有用
小鼻の赤みは毛細血管が原因であるケースが多いため、Vビームによる治療が有用です。Vビームは皮膚の中にある赤みの原因となるヘモグロビン色素に反応し、異常な毛細血管のみを収縮および破壊するレーザー医療機器だからです。
【小鼻の赤みの原因】
皮膚の炎症 |
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毛細血管拡張症 |
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小鼻の赤みの原因として「皮膚の炎症」「毛細血管拡張症」が挙げられます。たとえば、乾燥、皮脂欠乏性皮膚炎、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎やニキビなどの肌荒れによって皮膚が炎症を起こし、新しい毛細血管が作られ、肌が赤く見えることがあります。
皮膚の下の毛細血管が肌の赤みの原因となっているケースでは、Vビームの照射によって、赤みの原因である毛細血管を収縮および破壊できるため、気になる症状の改善が期待できるといえるでしょう。
なお、皮膚の炎症が原因の場合には、他の治療法が適する場合もあります。いずれの場合にも、皮膚科専門医の診断を受けて適切な治療を受けるようにしましょう。
Vビームによる小鼻の赤み改善には複数回の照射が必要
Vビームによる小鼻の赤み改善には複数回の照射が必要です。
Vビーム照射によって毛細血管拡張症による頬の赤みを改善する場合、赤みが強くない場合には1回程度で治療完了するケースも稀にあります。しかし、小鼻に限らず、Vビーム治療で毛細血管による肌の赤みを改善するには、複数回の照射を要するケースがほとんどです。
肌の赤みの程度にもよりますが、小鼻横は1ヶ月間隔で照射を行い、3~5回程度繰り返すことで改善がみられるでしょう。ただし、照射の間隔や回数はあくまでも目安であり、個々の肌の状態によって異なります。適切な治療を受けるためにも、皮膚科専門医に相談することを検討してください。
小鼻へのVビーム照射後の痛みと経過
小鼻へのVビーム照射後の痛みと経過は、Vビームを照射する肌の赤みや症状によってレーザーがどの程度反応するかによって異なります。
Vビーム照射直後は、ヒリヒリとした痛みや腫れ、紫斑(内出血)が出る可能性があります。
ただし、小鼻へのVビーム照射後に腫れや紫斑が出た場合にも、数日から1,2週間で症状は落ち着くケースがほとんどです。
また、Vビーム照射後は、照射した部位に赤みが出る場合がありますが、施術後2,3日以内に赤みがひいていく傾向があります。
なお、ビーム照射後に出る症状や経過については「 Vビームのダウンタイムはどのくらい?照射後の状態や過ごし方を解説」で紹介しています。
まとめ
小鼻の赤みを改善したい場合、Vビーム治療は有用です。Vビームは、皮膚の中にある赤みの原因をなるヘモグロビン色素に反応し、異常な血管のみを破壊するレーザー医療機器だからです。
小鼻に限らず、Vビームは施術を繰り返すことで気になる症状への効果が期待できます。小鼻の赤みを改善したい場合には、1ヶ月程度の間隔で照射を行い、3~5回繰り返すことで改善がみられるケースが多く見られます。
施術後、照射部位に痛みが出ることはありますが、多くの場合は1週間程度で症状が収まります。ただし個人差はありますので、照射後の痛みが酷い場合は施術を行った専門医に相談してみてください。