小鼻のいちご鼻が何をしても改善しない」
頬の毛穴が目立ってファンデーションが浮く」――
こうした毛穴の悩みは、市販の洗顔やパックでは根本解決が難しいものです。

ポテンツァは、マイクロニードルRF(高周波)で皮膚の深部にアプローチする医療機器で、毛穴の開きやいちご鼻に対して有効な選択肢となります。
本記事では、毛穴を4タイプに分類し、それぞれに適したポテンツァの使い方を解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • いちご鼻はポテンツァで治る?
  • 毛穴が縦に伸びてしまった(たるみ毛穴)
  • 頬の開き毛穴にどれくらい効く?
  • セルフケアでは何をすればいい?

結論:ポテンツァは毛穴・いちご鼻の改善に有効な治療です

ポテンツァは、マイクロニードルとRFを組み合わせることで、毛穴周辺のコラーゲン生成を促し、皮脂腺の働きを抑える効果が期待できる治療です。
いちご鼻(黒ずみ詰まり毛穴)にはマイクロニードルRFによる皮脂腺収縮アプローチが、たるみ毛穴にはダイヤモンドチップによる引き締めが向きます。
1回でも変化は感じられますが、3〜5回を1ヶ月間隔で行うことで、より安定した毛穴改善が見込めます。

ポテンツァとは?毛穴治療における基礎

ポテンツァは韓国製の医療用マイクロニードルRF機器です。
極細の針を皮膚に挿入し、その先端から高周波エネルギーを照射することで、真皮層を選択的に加熱します。これにより、コラーゲンとエラスチンの再生を促し、毛穴を内側から引き締めます。

当院では用途に応じて3種類のチップを使い分けています。
マイクロニードルRF(基本)、針なしのダイヤモンドチップ、薬剤を導入するドラッグデリバリー機能の3つです。
毛穴の状態によって最適なチップを選ぶことが、満足度の高い結果につながります。

毛穴の4タイプとポテンツァの適応

結論として、毛穴は原因によって治療法が異なります
タイプ別に整理することで、ポテンツァのどのチップが向くかが見えてきます。

① 開き毛穴(頬・小鼻)

過剰な皮脂分泌で毛穴の出口が広がった状態です。マイクロニードルRFが第一選択となります。
皮脂腺を熱で収縮させ、毛穴の引き締めを図ります。頬の開き毛穴は3回程度から変化を感じる方が多い部位です。

② たるみ毛穴(縦に伸びた毛穴)

加齢によるコラーゲン減少で、毛穴が涙型・楕円形に伸びた状態です。
真皮のハリ低下が原因のため、ダイヤモンドチップによる広範囲のRF照射が向きます。針による刺激を避けたい方にも適しています。

③ 詰まり毛穴・いちご鼻(黒ずみ毛穴)

角栓と酸化皮脂による黒ずみが主因です。
マイクロニードルRFで皮脂腺の活動を抑えつつ、ハイドラフェイシャルでの角栓除去を併用すると相乗効果が期待できます。いちご鼻は再発しやすいため、定期的なケアが鍵となります。

④ 混合タイプ

頬はたるみ毛穴、小鼻はいちご鼻、というように複数タイプが混在するケースも多く見られます。
この場合は部位ごとにチップを使い分け、1回の施術で複合的にアプローチします。

薬剤ドラッグデリバリーによる毛穴強化

ポテンツァは薬剤を真皮層に直接届けるドラッグデリバリー機能を持ちます。
当院では2種類の薬剤に対応しています。

  • マックーム(McCoom):PN/PDRN製剤。皮膚の修復と肌質改善を促します。
  • ジュベルック(Juvelook):PLLA+ヒアルロン酸製剤。コラーゲン生成を持続的に促進し、毛穴の引き締めに寄与します。

なお、マックーム・ジュベルックはいずれも国内未承認医薬品です。医師の責任のもと海外から個人輸入しています
導入をご希望の場合は、診察時に医師から十分な説明を行います。

施術回数・ダウンタイム・セルフケア

結論として、毛穴改善には3〜5回・1ヶ月間隔の継続治療が推奨されます。
1回でも引き締まりを感じる方は多いものの、コラーゲン再生には時間がかかるためです。

マイクロニードルRFのダウンタイムは、赤みが当日〜2日、点状の出血痕が3日程度です。
ダイヤモンドチップであればダウンタイムはほぼゼロで、当日からメイクが可能です。

セルフケアとしては、以下を意識してください。

  1. 強いこすり洗いや頻繁な毛穴パックを避ける
  2. 朝晩の保湿で皮脂と水分のバランスを整える
  3. 日焼け止めを毎日使用し、紫外線による毛穴の開き・たるみを予防する
  4. ビタミンC・レチノール配合のスキンケアを取り入れる

よくある質問(FAQ)

Q. ポテンツァは何回で毛穴に効果が出ますか?
A.(クリックで表示)
多くの方が1回目から肌の引き締まりを感じます。明確な毛穴縮小は3回目前後から実感されることが多く、3〜5回の継続治療が目安です。個人差があります。
Q. いちご鼻はポテンツァだけで治りますか?
A.(クリックで表示)
マイクロニードルRFで皮脂腺の活動を抑えることで改善が期待できますが、既存の角栓除去にはハイドラフェイシャル併用が効果的です。再発予防の継続ケアも重要です。
Q. ダウンタイム中にメイクはしてもいい?
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マイクロニードルRFは翌日からのメイクが可能です。ダイヤモンドチップであれば当日からメイクできます。施術部位の状態に応じて医師が判断します。
Q. たるみ毛穴にはどのチップが向いていますか?
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ダイヤモンドチップが向きます。針を使わず広範囲にRFを照射でき、真皮のハリを回復させて縦に伸びた毛穴の引き締めを図れます。
Q. 毛穴開き治療と肌質改善は同時にできますか?
A.(クリックで表示)
可能です。マイクロニードルRFに薬剤ドラッグデリバリーを組み合わせることで、毛穴と肌質の両方に同時アプローチできます。診察時にお肌の状態を見てご提案します。

大阪・豊中でポテンツァを受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院は大阪府豊中市・千里中央エリアに位置する、皮膚科専門医が在籍するクリニックです。
ポテンツァの3種類のチップ(マイクロニードルRF・ダイヤモンドチップ・ドラッグデリバリー)すべてに対応し、マックーム・ジュベルックの両薬剤を扱っています。

毛穴のタイプを医師が診察したうえで、最適なチップ・薬剤・回数をオーダーメイドでご提案します。
いちご鼻、頬の開き毛穴、たるみ毛穴のいずれにも対応可能です。料金は当院料金表をご覧ください。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

医師プロフィール

皮膚科専門医が解説する毛穴・いちご鼻・美肌治療動画

毛穴の開きや黒ずみ(いちご鼻)の正しいスキンケア・最先端治療、シルファームXやハイドラジェントル、ケアシスなどの併用施術について専門医が詳しく動画で解説しています。ぜひ参考にしてください。

参考文献

  1. 炎症性皮膚疾患および毛穴・皮脂分泌過剰における皮脂腺の役割と病態メカニズム Shi VY, Leo M, Hassoun L, et al. Role of sebaceous glands in inflammatory dermatoses. J Am Acad Dermatol. 2015;73(5):856-863.
  2. 皮膚科治療における反復マイクロニードルおよび高周波(RF)照射による真皮コラーゲン合成と肌質改善 Najmi M, et al. Repeated microneedling and radiofrequency modalities in dermatologic therapy and collagen synthesis. JAAD Case Rep. 2020;6(2):152-153.
  3. 皮膚瘢痕(毛穴の開き・凹凸)の分類システムとエネルギーベース機器による組織再構築療法のレビュー Jacob CI, Dover JS, Kaminer MS. Acne scarring: A classification system and review of treatment options. J Am Acad Dermatol. 2001;45(1):109-117.