「ピコスポットの取り放題プランは本当にお得なのか」とお悩みではありませんか。一見魅力的な料金体系ですが、シミの種類によっては悪化リスクもあり、注意が必要です。本記事では大阪・豊中の皮膚科専門医が、取り放題プランの仕組みと落とし穴、1個ずつ料金との比較を中立的に解説します。当院千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科は1cm単位の透明料金で、医師が事前にシミを鑑別する診療スタイルです。

こんなお悩みはありませんか?

  • 取り放題はお得?
  • 全部のシミに使える?
  • 失敗例を見て不安
  • 1個ずつ料金とどっちがいい?

結論:取り放題は条件次第で、医師の事前鑑別が必須です

ピコスポットの取り放題プランは、シミの数や大きさが多い方には割安に見えます。しかし全てのシミに使えるわけではありません。肝斑やADMなどはピコスポットの適応外で、誤照射すれば悪化する恐れがあります。また出力一律設定のプランでは、個々のシミに合わせた最適照射が難しい場合もあります。当院では1cm 16,500円(税込)の明朗会計で、医師が1つずつ鑑別したうえで照射範囲を決定します。「お得さ」よりも「安全性と仕上がり」を重視する方に適した方式です。

ピコスポットの取り放題とは?基礎知識

取り放題(打ち放題)プランとは、決められた時間内や1回の施術で、シミを個数や面積を問わず照射できる料金プランです。ピコ秒レーザーを用いて色素を微細に粉砕し、シミの改善を目指します。当院で使用するピコシュアプロは755nmアレキサンドライトのピコ秒レーザーで、局所高出力照射により色素沈着リスクの低減が期待されます。

【未承認医療機器に関する明示】

  • ピコシュアプロは国内未承認医療機器です。
  • 米国Cynosure社より輸入し、医師の責任のもとで使用しています。
  • 同種のピコ秒レーザー機器で国内承認を受けているものもあります。
  • 米国FDAの認可を受けた機器で、重大な副作用報告は限定的ですが、効果や反応には個人差があります。

落とし穴1:全てのシミに使えるわけではありません

取り放題で最も多いトラブルが、適応外のシミに照射してしまうケースです。ピコスポットは茶色く平らな老人性色素斑や日光黒子、ソバカスに向いていますが、以下は適応外となります。

  • 肝斑:強い照射で悪化するリスクがあります。
  • ADM(後天性真皮メラノサイトーシス):真皮にあるためスポット照射では不十分です。
  • 盛り上がりのある母斑:表面のみでは反応しません。
  • 悪性が疑われる病変:レーザー照射は禁忌です。

肉眼だけでは鑑別が難しい場合も多く、皮膚科専門医によるダーモスコピー診断が安全な治療の出発点となります。

落とし穴2:出力一律設定で仕上がりに差が出ます

取り放題プランでは効率を優先し、出力や照射条件をある程度一律にしている場合があります。しかし、シミは部位・濃さ・深さで最適な条件が異なります。条件が合わないと、以下のような結果につながる可能性があります。

  • 照射が弱すぎて反応が乏しい
  • 照射が強すぎて炎症後色素沈着(PIH)が長引く
  • かさぶたの形成や脱落の不揃い

当院では1つ1つのシミに対し、種類と濃さを確認したうえで照射条件を調整します。安全性と仕上がりの両立を重視する設計です。

落とし穴3:「失敗例」の多くは事前鑑別不足が原因です

SNSなどで見かける「シミ取り取り放題 失敗」の声には、共通の傾向があります。多くは、肝斑への誤照射による色ムラ、ADMの取り残し、PIHの長期化などです。これらは機器そのものより、事前鑑別と照射判断の問題であることが少なくありません。

失敗を避けるためのポイントは次の通りです。

  1. 医師による診察とダーモスコピー鑑別を受ける
  2. 適応外のシミは別治療を選ぶ
  3. 照射後のアフターケアと紫外線対策を徹底する

「数の多さ」より「正しい適応判定」が、結果を左右する最重要ポイントです。

取り放題と1cm料金、どちらがお得かを冷静に比較

結論として、対象シミの数と大きさによります。明らかにシミが極めて多い方には取り放題が割安なこともありますが、適応外のシミが混ざるリスクもあります。一方、1cm単位料金は、必要なシミだけに必要な照射を行えるため、無駄が出にくい方式です。

当院の料金は1cm 16,500円(税込)、別途診察料1,100円です。詳しくは/treatment/picospot/のページもご参照ください。「全部やる」ではなく「やるべきものを正しくやる」考え方を採用しています。

豊中・千里中央でピコスポットを安全に受けるための準備

失敗リスクを抑えるためには、事前準備と医師選びが大切です。以下を意識してください。

  • 気になるシミの位置と数を整理してから受診する
  • 過去のレーザー治療歴や肝斑の指摘歴を伝える
  • 日焼け直後は避ける
  • 照射後の遮光・保湿の指導を必ず守る

当院では皮膚科専門医がダーモスコピーを用いてシミを鑑別し、ピコスポットが向くもの・向かないものを分けてご提案します。肝斑が併存する場合は内服や外用と組み合わせる選択肢もご案内します。

FAQ|ピコスポット取り放題に関するよくある質問

Q1. 取り放題なら顔中のシミを全部きれいにできますか?

シミの種類によります。老人性色素斑や日光黒子は適応ですが、肝斑やADMは適応外で、別治療が必要です。診察での鑑別が前提となります。

Q2. 1cm料金と取り放題、どちらが安いですか?

対象シミの総面積によります。少数・小範囲なら1cm料金が割安、明らかに広範囲なら取り放題が割安な場合があります。当院は1cm 16,500円(税込)です。

Q3. ホクロも取り放題に含まれますか?

盛り上がりのあるホクロは適応外です。扁平で良性と確認できた単純黒子は対象になり得ますが、必ず医師の判定が必要です。

Q4. 取り放題で失敗するとどうなりますか?

多いのは色素沈着や色ムラ、肝斑悪化、シミの取り残しです。多くは事前鑑別不足や照射条件のミスマッチに起因します。

Q5. 何回くらいで満足できますか?

シミの種類と濃さにより異なり、個人差があります。1回でかさぶたを経て改善する方もいれば、複数回の照射が望ましい方もいます。

大阪・豊中で受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

当院は大阪府豊中市新千里東町、千里中央エリアにある皮膚科・美容皮膚科です。皮膚科専門医がダーモスコピーで1つ1つのシミを鑑別し、ピコシュアプロによるピコスポット照射を行います。料金は1cm 16,500円(税込)/診察料1,100円の明朗会計です。「取り放題で全部きれいに」ではなく、「適応のあるシミを安全に、丁寧に」を方針としています。

詳細・ご予約は/treatment/picospot/をご覧ください。肝斑やADMなど適応外と判断されたシミについても、代替治療をご提案いたします。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医・アレルギー専門医

医師プロフィール