「ヒアルロン酸でほうれい線を治したいけれど、腫れや内出血で仕事に支障が出ないか心配」——カウンセリングで最も多いご質問のひとつです。
結論から言えば、ほうれい線へのヒアルロン酸注入は 比較的ダウンタイムの短い治療で、当日から洗顔が可能、メイクは翌日から可能な方がほとんどです。
ただし内出血が出ると1〜2週間残ることもあり、事前に経過を知っておくと安心して予定を組めます。
こんなお悩みはありませんか?
- 仕事を休む必要ある?
- 内出血はどのくらい続く?
- いつから化粧できる?
- 馴染むまでどのくらい?
ダウンタイムについて
ヒアルロン酸ほうれい線のダウンタイムは通常数日〜1週間、馴染みまで約2〜4週間です
主なダウンタイム症状は、腫れ・赤み・注入部の違和感・内出血の4つです。腫れや赤みは当日〜数日で落ち着き、内出血が出た場合は1〜2週間でほぼ消退します。翌日からメイクで隠せるため、仕事を休む必要がある方は多くありません。
仕上がりが自然に馴染むまでは約2〜4週間が目安です。ただし個人差があり、体質や注入層・使用製剤によっても経過は変わります。
| 時期 | 主な経過の目安 |
|---|---|
| 直後〜施術当日 | 軽い腫れ・赤み・注入部の膨らみ |
| 翌日〜2・3日目 | 腫れのピーク。内出血が出る場合は色が濃くなる |
| 4〜7日目 | 腫れがほぼ引き、輪郭が落ち着いてくる |
| 1〜2週間 | 馴染みが進み、仕上がりが見えてくる |
| 1ヶ月 | 完全に馴染み、最終的な仕上がりへ |
ダウンタイムを時系列で解説
当院で多くの患者さまに実際にお伝えしている「一般的な経過の目安」を時系列でまとめます。あくまで平均像であり、個人差があることを前提にご覧ください。
【直後〜施術当日】軽い腫れ・赤み・注入部の膨らみ
注入直後は、注入部にわずかな赤みや点状の針痕、軽い腫れが見られます。溝に沿ってやや盛り上がって見えることもありますが、これは正常な反応です。針痕はメイクで十分カバーできる程度で、当院では診察後にお顔を洗ってお帰りいただけます。麻酔クリームや冷却で痛みや腫れは最小限に抑えます。
当日の過ごし方の目安
- 洗顔・シャワー・メイクは当日から可能(強くこすらない)
- 飲酒・激しい運動・長風呂・サウナは1週間は控える
- 注入部を強く押す行為は避け、マッサージは1週間控える
- うつ伏せ寝は数日避けると内出血・左右差を防ぎやすい
【翌日〜2・3日目】腫れのピーク・内出血が出る場合はここで色が濃くなる
腫れや違和感のピークは翌日〜2日目にくる方が多く、この時期は少しふっくらして見えることがあります。内出血が出た場合はこの時期に紫〜青色が濃くなり、その後徐々に緑→黄色→肌色へと変化しながら消えていきます。内出血が起きるかどうかは血管の走行やその日の血圧・服薬状況にも左右されるため、完全に予防することはできません。ただし、コンシーラーで隠せる範囲であることが多く、日常生活への影響は限定的です。
【4〜7日目】腫れがほぼ引き、輪郭が落ち着いてくる
1週間ほどでほとんどの腫れは落ち着き、注入部の膨らみも自然な立体感に近づいてきます。触るとまだやや硬さや違和感を感じる場合がありますが、見た目には気にならないことが多い時期です。内出血が残っている場合も、この頃には色が薄くなりファンデーションで完全にカバーできる程度になります。
【1〜2週間】馴染みが進み、仕上がりが見えてくる
2週間経過すると、ヒアルロン酸が組織に馴染み、注入部を触っても不自然な硬さを感じにくくなります。内出血もほぼ消退し、鏡で見て「ほうれい線が浅くなった」と実感していただけるタイミングです。この時期に一度、鏡や写真でご自身の変化を確認していただくと安心です。
【1ヶ月】完全に馴染み、最終的な仕上がりへ
1ヶ月経過すると、ヒアルロン酸は完全に周囲の組織になじみ、表情を動かしても違和感のない自然な仕上がりになります。ここが「最終評価のタイミング」で、必要であれば追加注入や左右差の微調整をご相談いただくことも可能です。
ジュビダームビスタ®ボリューマXCを使用した場合は約18ヶ月前後、ボリフトXCで約12〜18ヶ月の持続が目安ですが、代謝や表情の動きにより個人差があります。
内出血が出たときの対処・隠し方
ほうれい線注入で内出血が出る場合があります。針よりも先端の丸いカニューレを併用することで血管損傷のリスクを下げられますが、ゼロにはできません。
内出血が出やすい条件
- 抗凝固薬・抗血小板薬(ワーファリン、バイアスピリンなど)を内服中
- 施術前後の飲酒・激しい運動
- サプリメント(ビタミンE、EPA、DHA、イチョウ葉など)の高用量摂取
- 月経前でむくみやすい時期
出てしまった場合の対処
内出血は自然吸収を待つのが基本ですが、コンシーラーやファンデーションで隠すことは翌日から可能です。黄色系+オレンジ系のコントロールカラーの上にファンデーションを重ねると青紫色を効果的に打ち消せます。1週間以降は色が薄くなり、より隠しやすくなります。
医学的に急いで治す方法はないため、大切な予定の2週間前までには施術を済ませておくと安心です。
腫れを最小限に抑えるための7つのコツ
ダウンタイムは事前準備と当日の過ごし方でコントロールできます。以下は当院でお伝えしている一般的なアドバイスです。
- 前日〜当日の飲酒を控える:血管拡張で内出血が出やすくなります
- 施術後1週間は激しい運動・サウナ・長風呂を避ける:血流促進で腫れ・内出血が悪化しやすい
- 当日は注入部を冷やす:保冷剤をタオル越しに軽く当てるのが目安
- 就寝時は仰向け・枕をやや高めに:うつ伏せ・横向きの圧迫を避け、むくみ軽減
- マッサージ・エステは1〜2週間控える:注入物の移動を避ける
- 塩分・アルコールを控えめに:翌日のむくみを軽減
- 大事な予定の3週間前までに施術を済ませる:内出血が万一出ても余裕がある
当日からOKなこと・数日控えたいこと一覧
当日から可能なこと
- 洗顔(強くこすらず、優しく)
- シャワー(熱いお湯は避ける)
- デスクワーク・通勤・軽い外出
- コンタクトレンズの使用
当日〜数日控えたいこと
- 飲酒(当日は原則NG。翌日以降も控えめに)
- 激しい運動・ジム・ランニング
- サウナ・岩盤浴・長風呂
- 顔のマッサージ・強い洗顔・美顔器
- うつ伏せ寝・注入部への圧迫
- ピーリングやレーザーなど他の顔の施術(1〜2週間目安)
「馴染むまで」に感じやすい違和感と、その理由
注入直後〜2週間はまだヒアルロン酸が組織に完全になじんでいない期間で、触ると硬さや境目を感じることがあります。これは製剤の性質上、正常な経過です。
ジュビダームビスタ®シリーズはVYCROSS技術により持ちと形状保持性を高めた設計で、当院がほうれい線で第一選択とすることが多いボリューマXCはやや硬めでリフト力があるため、初期に「硬さ」を感じる方もいらっしゃいます。しかし2〜4週間かけて周囲組織と一体化し、表情を動かしても違和感のない仕上がりに落ち着いていきます。
また、注入部を指でぐっと押したり、頬杖をついたりすると製剤の位置が微妙にずれることがあるため、少なくとも1〜2週間は圧迫を避けていただくとより自然な仕上がりを保ちやすくなります。
こんな症状は早めに連絡を|稀だが重要な合併症のサイン
ヒアルロン酸は安全性の高い治療ですが、血管塞栓という稀ながら重大な合併症のリスクがゼロではありません。ほうれい線では鼻翼基部(顔面動脈・角動脈の走行部)が解剖学的に注意が必要な部位で、血管内へ誤って注入されると皮膚の血流障害を起こす可能性があります。極めて稀ですが眼動脈への逆流による視力障害につながるケースも報告されています。
そのため当院では、万が一の際に迅速に対応できる体制を整えています。施術後に気になる症状があった場合は、専用の直通LINEからご連絡いただけます。速やかに医師へつなぎ、必要に応じて診察・処置へ移行できる体制を整えています。
以下のような症状が出た場合は、我慢せずすぐご連絡ください。
- 注入部やその周辺の強い痛み・持続する激痛
- 皮膚の白色化・網目状の紫斑(時間が経っても消えない)
- 視力の変化・目の見えにくさ
- 数日以降に急に強くなる腫れ・熱感・発赤(感染の可能性)
- 数週間〜数ヶ月後に出現するしこり(遅発性結節)
ダウンタイムを短くしたい方への当院のスタンス
当院ではダウンタイムを最小化するために以下を徹底しています。
- 厚生労働省承認製剤(ジュビダームビスタ®シリーズ)のみを使用し、品質・安全性を担保
- 解剖学的リスク部位ではカニューレを併用し、血管損傷リスクを低減
- 少量ずつ・複数の層に分けて注入し、腫れや不自然な膨らみを抑える
- 皮膚科専門医がほうれい線のタイプ(皮膚のシワ型・脂肪下垂型・骨のボリュームロス型など)を診察したうえで、最適な製剤と注入設計をご提案
ほうれい線は「溝を埋めるだけ」で解決するものではなく、頬の下垂や骨吸収による土台のやせが原因のこともあります。
診察でタイプを見極め、必要に応じてHIFU(千里中央・江坂駅前で対応)やXERF(みのおで対応)などのたるみ治療、頬へのボリューム補正のご提案も可能です。
よくある質問(FAQ)
Q1. ヒアルロン酸ほうれい線のダウンタイムで仕事を休む必要はありますか?
基本的に休む必要はありません。腫れや違和感は当日〜数日で落ち着き、内出血が出てもコンシーラーで隠せることがほとんどです。ただし人前で話すお仕事や大事な予定がある場合は、余裕を持って3週間前までに済ませておくと安心です。
Q2. 内出血はどのくらい続きますか?
内出血が出た場合、通常は1〜2週間で消退します。数日目に色がピークになり、その後紫→緑→黄色→肌色へと変化しながら消えていきます。メイクで隠せる範囲であることが多く、日常生活への影響は限定的です。
Q3. 施術当日からメイクはできますか?
メイクは翌日から可能です。針痕や軽い赤みはコンシーラーで十分カバーできます。ただし施術部を強くこすらないよう、パフやブラシは優しく当ててください。
Q4. 洗顔や入浴、シャワーは当日OKですか?
洗顔とシャワーは当日から可能です。当日の入浴は控えていただきます。長風呂・熱いお湯・サウナは1週間避けてください。血流が急激に増えると腫れや内出血が強く出ることがあります。
Q5. 馴染むまでにどのくらいかかりますか?
約2〜4週間が目安です。1週間で見た目はほぼ落ち着き、2週間で触った際の硬さも軽減、1ヶ月で完全に馴染み最終的な仕上がりになります。ボリューマXCなどやや硬めの製剤は初期に硬さを感じやすいですが、時間とともになじみます。
Q6. 直後は不自然に膨らんで見えるのですが大丈夫ですか?
直後の軽い膨らみは正常な反応で、腫れとむくみが加わっているためです。数日〜1週間で自然な立体感に落ち着きます。1ヶ月後にも不自然な膨らみが残る場合は、必要に応じて微調整しますので経過診察でご相談ください。
Q7. 施術後、いつから運動やお酒はOKですか?
激しい運動・サウナ・飲酒は当日は避け、翌日以降も内出血が出ている間は控えめにしていただくと安心です。ウォーキング程度の軽い運動は翌日から問題ありません。ジムやランニング、ホットヨガは2〜3日空けるのがおすすめです。
Q8. 何日前までに施術を受ければ、大事な予定に間に合いますか?
最低でも予定の2週間前までに施術を済ませることをおすすめします。万一内出血が出ても消退するまでの余裕があり、仕上がりも馴染んだ状態で当日を迎えられます。結婚式など特に重要な予定がある場合は、3〜4週間前が理想的です。
大阪・豊中・箕面でほうれい線のヒアルロン酸注入なら
当院グループでは、ヒアルロン酸注入は千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科とみのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科の2院で対応しています。皮膚科専門医が診察し、ほうれい線のタイプに応じて最適な製剤と注入設計をご提案します。
- 厚生労働省承認製剤(ジュビダームビスタ®シリーズ)のみ使用:ボリューマXC・ボリフトXC・ボルベラXCを部位に応じて使い分け
- 皮膚科専門医が診察・注入:解剖学的リスク部位ではカニューレを併用し安全性を重視
- 料金の透明性:ヒアルロン酸1本(1cc)77,000円(税込)。ほうれい線は左右で0.5〜1cc程度から開始することが多く、詳細は診察でご案内します
- ダウンタイムに配慮した施術設計:少量ずつ・複数の層に分けて注入し、腫れ・内出血を最小化
- 万が一に備えたサポート体制:施術後に気になる症状があった場合も、専用の直通LINEから医師へ速やかに相談できる体制
千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科:北大阪急行「千里中央駅」徒歩5分(大阪府豊中市新千里東町)。豊中・吹田・箕面エリアからアクセス良好です。
みのお花ふさ皮ふ科・美容皮膚科:北大阪急行「箕面萱野駅」直結(大阪府箕面市)。大型駐車場完備でお車でのご来院も便利です。
法令線(ほうれい線)が気になり始めたら、まずは診察でタイプを見極めることが第一歩です。
ダウンタイムや仕上がりの不安も含め、丁寧にご説明いたします。







