「唇の色がくすんで口紅なしでは顔色が悪く見える」「すっぴんでも血色のある唇でいたい」——そんな悩みを解決するのがリップアートメイクです。唇全体に色素を入れることで自然な血色感を1〜3年持続させられます。本記事ではフルリップとぼかしの違い、色選び、ダウンタイム、ヘルペス対策まで皮膚科専門医が解説します。なお当院グループでアートメイクを実施しているのは千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科のみです。

こんなお悩みはありませんか?

  • 唇の色がくすんで悩み
  • 持続期間は?
  • ヘルペスが心配
  • 派手にならないか

結論:リップアートメイクは「すっぴん血色」を作る医療施術

リップアートメイクは、唇の表皮〜浅い真皮層に色素を定着させ、もともとの唇色を補正・強調する医療行為です。くすみや色ムラをカバーし、自然な血色感を1〜3年持続させられます。口紅のような派手な発色ではなく、「もともと血色の良い唇」に見せるのが現代の主流。当院プレミアムアーティスト施術で77,000円/回(税込)、通常2回で完成します。医師または医師の指導下にある看護師のみが施術可能で、エステサロン等の無資格施術は違法であり健康被害リスクが極めて高いためご注意ください。

リップアートメイクの仕組みと2つの技法

専用マシンで色素を浅い層に均一に入れていく施術です。唇は皮膚より薄くデリケートなため、麻酔クリームを使用しながら2〜3時間かけて丁寧に行います。技法は大きく2種類です。

フルリップ

唇全体に色素を入れ、輪郭から内側まで均一に発色させる方法。くすみが強い方、左右非対称の方、唇全体に血色感が欲しい方に適しています。

ぼかし(リップライン中心)

輪郭をしっかり描き、内側に向かってグラデーション状にぼかす方法。リップラインがぼやけた方、より自然に仕上げたい方に向いています。

色選び:自然色からトレンド色まで

結論として、当院では「すっぴんでも違和感のない自然色」を基本にカウンセリングで決定します。ご自身の唇の地色、肌のトーン、なりたい印象に合わせて色素を調合します。

  • ナチュラルピンク:もっとも人気。すっぴんでも自然
  • コーラル系:黄み肌の方に馴染みやすい
  • ローズ系:青み肌・透明感を出したい方
  • ベージュピンク:くすみを払いつつ落ち着いた印象

「派手になるのでは」と心配される方が多いですが、入れた直後は鮮やかでも1〜2週間でかさぶたが取れると約50〜70%程度の発色に落ち着き、自然な仕上がりになります。トレンド色を希望される場合も、ベースは自然色で組むのが失敗しないコツです。

ダウンタイムの経過(1〜2週間)

結論として、リップは眉やアイラインよりダウンタイムが長めです。腫れは2〜3日、かさぶたは1週間程度、乾燥は1〜2週間続きます。

時期状態注意点
当日〜2日腫れ・鮮やかな発色冷却・刺激物NG
3〜5日皮むけ・かさぶた無理に剥がさない
6〜10日かさぶた脱落・色が薄く感じる保湿徹底
11日〜1ヶ月発色定着2回目施術へ

マスク着用で人目は気になりにくく、社会復帰しやすい部位でもあります。施術後は処方の軟膏で乾燥を防ぎ、ワセリンを頻繁に塗布してください。

ヘルペス既往者の予防投薬

結論として、口唇ヘルペスの既往がある方は施術前から抗ウイルス薬を予防内服することで再発リスクを大幅に低減できます。リップアートメイクは唇の刺激でヘルペスウイルスが再活性化しやすく、施術後にヘルペスが出るとせっかくの色素が抜けやすくなります。

  • 過去にヘルペスを発症したことがある方は必ず申告
  • 施術前日〜数日間、抗ウイルス薬を内服
  • 当院は皮膚科専門医の指導下のため処方対応がスムーズ

これは皮膚科併設の医療機関で施術する大きなメリットです。

持続期間とリタッチの考え方

リップアートメイクの持続は1〜3年で個人差があります。唇はターンオーバーが速く、食事や飲み物による摩擦も多いため眉より色が抜けやすい部位です。

  • 1回目:ベース色を入れる
  • 2回目(1〜2ヶ月後):色ムラ補正・発色強化
  • 3回目以降のリタッチ:1〜2年ごとに色調整

スーペリアアーティストのリタッチは44,000円(3回目以降)。色を変えたい・薄めたい等の調整も可能です。1〜3年で自然に薄くなる可逆的なメイクなので、加齢で似合う色が変わっても対応できます。

失敗を避けるための注意点

「リップアートメイク 失敗」で多い事例は、色が濃すぎる・左右非対称・輪郭がぼやける、などです。これらは医療機関で経験豊富なアーティストを選ぶことで大半が回避できます。

  • カウンセリングで色とデザインを十分にすり合わせる
  • 1回目はやや控えめにし、2回目で調整する
  • 無資格のエステサロンは絶対に避ける
  • 施術後の保湿・遮光・ヘルペス予防を守る

副作用とリスク

  • 腫れ・赤み(数日)
  • かさぶた形成(5〜10日)
  • 色ムラ・濃淡(リタッチで調整)
  • 稀に色素アレルギー
  • ヘルペス再発(予防投薬で軽減)
  • 感染(衛生管理で予防)
  • MRI画像の歪み(極めて稀。検査時申告推奨)

FAQ

Q1. すっぴんでも自然に見えますか?

はい。当院では自然な血色感を重視した色調合を行うため、すっぴんでも「もともと唇の色がきれいな人」に見える仕上がりが可能です。

Q2. 痛みはありますか?

麻酔クリームを使用するため、強い痛みはありません。唇は敏感な部位ですが、多くの方が「我慢できる程度」とおっしゃいます。

Q3. 男性も受けられますか?

当院は男性も施術可能です。ただしリップは女性のご希望が中心で、男性は眉が大半です。男性のリップ希望もカウンセリングでご相談ください。

Q4. 何回で完成しますか?

通常2回(1〜2ヶ月空けて)で完成します。色素の定着には個人差があり、希望によりリタッチを追加します。

Q5. 元の唇の色に戻せますか?

1〜3年で自然に薄くなる可逆的な施術です。完全除去は難しいですが、時間経過で色は抜けていきます。

千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科でアートメイク

当院グループでアートメイクを実施しているのは千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科のみです。江坂駅前花ふさ皮ふ科・みのお花ふさ皮ふ科では実施していませんのでご注意ください。

  • 皮膚科専門医の指導下での安全な施術
  • 3階級アーティスト制(プレミアム/スーペリア/スタンダード)でご予算と仕上がりに合わせて選択可能
  • リップアートメイク:プレミアム77,000円/回(税込)
  • ヘルペス既往者への抗ウイルス薬予防処方が院内で完結
  • 男性も施術可能(リップは女性が中心)
  • 千里中央駅徒歩約5分(北大阪急行・大阪モノレール)。豊中・吹田・茨木・池田・箕面など北摂エリアから通院しやすい立地
  • カウンセリング無料。LINE公式アカウントから予約・無料相談受付中

アートメイクは医療行為です。エステサロン等での無資格施術は違法であり、感染症や色素トラブルのリスクが高く健康被害につながります。必ず医療機関でお受けください。

本記事の監修・執筆

花房 崇明()

医師プロフィール