アビクリアの回数について「3回で十分?」「1回だけでも効果ある?」とご相談を多くいただきます。結論として、アビクリアは月1回×3回の標準コースが基本設計です。皮脂腺を段階的にダウンさせる仕組み上、回数と間隔の管理が結果を左右します。本記事はみのお花ふさ皮ふ科の皮膚科専門医が、回数設計の根拠を中立的に解説します。北摂・北大阪はもちろん、近畿・西日本・全国からのご相談に対応しています。
こんなお悩みはありませんか?
- ✓3回で十分?
- ✓1回だけで効果ある?
- ✓4回目必要?
- ✓間隔は?
結論:アビクリアは月1回×3回が標準、重症度により4回目以降を検討
アビクリア(AviClear・1726nm皮脂腺ターゲットレーザー)は、米国FDA承認時の臨床プロトコルに基づき月1回×3回が標準コースです。1回目で皮脂腺の一部に温熱凝固、2回目で追加的に作用、3回目で皮脂分泌の長期ダウンを定着させる設計です。1回だけでは効果が不十分になりやすく、重症ニキビや皮脂量が非常に多い方は4回目以降のメンテナンスを検討します。間隔は短すぎても長すぎても推奨されず、月1回前後が基本です。
アビクリアの仕組みと「3回」の根拠
アビクリアは波長1726nmのレーザーを照射し、皮脂腺を選択的に温熱凝固する機器です。皮脂腺は皮膚の深部に多数存在し、1回の照射で全てを一度にダウンさせる設計ではありません。複数回に分けて段階的に皮脂腺へアプローチすることで、皮脂分泌の長期コントロールを目指します。
米国の臨床試験では、月1回×3回照射のプロトコルで中等度〜重度の尋常性ざ瘡に対する改善が報告されました。この結果がFDA承認の根拠となり、国内導入施設でも標準3回コースが基本となっています。
1回目の効果と「1回だけ」の限界
1回目の照射後、早い方では皮脂量の変化や肌のテカリ軽減を実感されるケースがあります。ただし、これは皮脂腺の一部にダメージが入った段階であり、長期的な皮脂コントロールには至りません。
「アビクリア 1回だけ」で完結させたいというご相談もありますが、推奨は致しかねます。理由は以下の通りです。
- 皮脂腺の大部分は未処置のまま残るため、効果が一時的になりやすい
- 活動性ニキビの再発リスクが高い
- 3回完了時と比較して皮脂量低下の定着が弱い
体験的に1回試したいというご希望があっても、医学的には3回コースの完遂を前提に計画されることをお勧めします。
2回目の効果:皮脂変化を実感する方が増える時期
2回目(初回照射から約1か月後)は、皮脂分泌の変化や新規ニキビの減少を感じる方が増える時期です。1回目で処置されなかった皮脂腺に追加で作用し、累積的に皮脂量がダウンしていきます。
ただし、ニキビの炎症期にあった方は、2回目までに一時的にニキビが目立つように感じることもあります。ターンオーバーに伴い古いニキビが表面化する過程で、医学的には経過観察の範囲です。自己判断で中断せず、診察を受けながら3回目へ進むことが推奨されます。
3回目で長期ダウンを定着
3回目(初回から約2か月後)の照射で、皮脂腺の長期ダウン状態の定着を目指します。標準コースの完遂により、活動性ニキビの抑制・皮脂分泌の安定・再発予防という3つの軸での効果が期待できます。
3回完了後の経過は個人差が大きく、皮脂量が少ない状態が半年〜1年程度持続するケースが報告されています。ただし、ホルモンバランス・生活習慣・年齢などにより再上昇する可能性もあり、効果保証ではありません。
4回目以降は必要?メンテナンス照射の考え方
4回目以降のメンテナンス照射は、以下の方に検討されます。
- 重症ニキビで皮脂量が非常に多い方(3回では不十分なケース)
- 3回完了後、半年〜1年経過し皮脂量が再上昇してきた方
- ホルモン要因で再発しやすい方
- 背中・胸など広範囲でニキビ予防を継続したい方
一般的なメンテナンス間隔は半年〜1年に1回が目安です。3回コース完了後すぐに4回目を入れる必要はなく、経過を診察で確認しながら検討します。
照射間隔:短すぎも長すぎもNG
アビクリアの推奨間隔は月1回(約4週間)前後です。理由は以下の通りです。
- 短すぎる(2〜3週間以内):皮膚の回復が不十分で炎症リスクが上昇
- 長すぎる(2〜3か月以上):皮脂腺が回復し、累積効果が得られにくい
仕事や遠方からの来院でスケジュール調整が難しい場合も、可能な範囲で月1回前後を維持することが推奨されます。みのお花ふさ皮ふ科では箕面萱野駅直結・大型駐車場完備のため、北摂・京都北部・兵庫北部などからもアクセスしやすい環境です。
重症度別の推奨回数の目安
- 軽症〜中等症ニキビ・脂性肌予防:標準3回コース
- 中等症〜重症ニキビ:3回コース+4回目以降のメンテナンス検討
- 難治性・広範囲:3回コース後、半年単位でメンテナンス継続
最終的な回数設計は、皮膚科専門医の診察で皮脂量・ニキビの分布・既往歴を確認のうえで決定します。
未承認医療機器に関する開示
アビクリア(AviClear)に関して、医療広告ガイドラインに基づき以下を開示します。
- 国内未承認医療機器:アビクリアは日本国内で薬機法上の承認を受けていません。
- 入手経路:米国Cutera社製の正規代理店経由で輸入しています。
- 国内承認機の有無:同等の1726nm皮脂腺ターゲットレーザーで国内承認を受けた機器はありません。
- 諸外国での安全性:米国FDAで中等度〜重度の尋常性ざ瘡治療に承認(2022年)、グローバルに臨床導入されており、重大な副作用報告は限定的ですが、個人差があります。
混合診療はできません:保険診療と同日併用不可
アビクリアは自費診療です。厚生労働省の混合診療禁止ルールにより、保険診療(ニキビの保険診察・処方など)と同日に混合して受けることはできません。保険診療をご希望の場合は、別日にご来院をお願いしています。診察時にスケジュールを調整いたします。
FAQ:アビクリアの回数に関するよくあるご質問
Q1. アビクリアは何回必要ですか?
標準は月1回×3回コースです。重症度や皮脂量により、3回完了後に半年〜1年単位でメンテナンス照射を追加検討します。診察で個別にご提案します。
Q2. 1回だけ試すことはできますか?
制度上は1回のみの照射も可能ですが、医学的には推奨できません。皮脂腺の一部にしか作用せず、効果が一時的になりやすく、ニキビ再発リスクが残ります。3回コースの完遂を前提にご検討ください。
Q3. 2回目で効果がない気がします。中断すべき?
2回目時点では効果実感に個人差が大きく、3回目で定着するケースが多いため、自己判断での中断はお勧めしません。一時的にニキビが表面化することもあり、診察を受けながら継続判断をします。
Q4. 4回目以降のメンテナンスはいつから?
3回コース完了後、半年〜1年経過してから皮脂量や肌状態を診察で確認し、必要に応じて4回目を計画します。完了直後の追加照射は通常不要です。
Q5. 間隔は月1回より短くできますか?
原則として推奨しません。皮膚の回復期間を確保するため、月1回(約4週間)前後を基本とします。遠方からのご来院でスケジュール調整が難しい場合も、可能な範囲で間隔を維持していただきます。
大阪・近畿・全国からアビクリアなら|みのお花ふさ皮ふ科
アビクリアは導入施設が全国で限定的な機器のため、当グループでは近畿全域(大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山)、中国地方(島根・鳥取・広島・岡山)、四国・九州・沖縄からのご来院に対応しています。
みのお花ふさ皮ふ科は箕面萱野駅直結、約1,800台の大型駐車場を備え、車での来院が便利です。北摂・北大阪・京都北部・兵庫北部からのアクセスに優れています。LP: https://minoh-hanafusa-hifuka.jp/aviclear/
もう1院の千里中央花ふさ皮ふ科(千里中央駅徒歩5分・新大阪/伊丹空港アクセス良好)でもアビクリアを導入しており、2院連携でご都合に合わせて選択いただけます。江坂駅前花ふさ皮ふ科はアビクリア未導入のため、アビクリアご希望の場合はみのお院または千里中央院をご利用ください。
なお、アビクリアは自費診療のため保険診療と同日併用はできません。ニキビの保険診察をご希望の場合は別日来院をお願いします。







