「Vビームを受けたいけれど、効果はいつから感じられるの?」「何回くらい必要?」と気になる方は多いはずです。結論からお伝えすると、Vビーム(パルス色素レーザー:PDL)は1回目から赤みの軽減を実感できるケースが多く、3〜5回で安定した改善が期待できます。症状や肌状態によって経過は異なるため、本記事では効果実感のタイミング、推奨回数、持続性までを皮膚科専門医の立場から整理します。大阪府豊中市の千里中央花ふさ皮ふ科では、最新のVbeam Prima(厚生労働省承認機器)を導入しています。

こんなお悩みはありませんか?

  • 1回で効果が出る?
  • 何回受ければ目立たなくなる?
  • 効果のピークはいつ?
  • 効果はどれくらい持続する?

結論:Vビームの効果は1回目から実感、3〜5回で安定

Vビームは赤色の色素(ヘモグロビン)に選択的に反応し、拡張した毛細血管や赤みを治療するレーザーです。多くの方が1回目の施術直後から赤みのトーンダウンを実感されます。ただし、酒さ・赤ら顔・ニキビ跡の赤み(PIE)・血管腫など症状によって経過は異なります。一般的には3回で明確な改善、5回で安定というのが目安です。間隔は保険診療で約3ヶ月、自費診療では1ヶ月以上を空けて行います。

Vビーム1回目の効果|いつから変化が出る?

1回目の施術後、もっとも早い変化は当日〜数日以内に現れる赤みの薄まりです。ただし照射直後は一時的に赤みや軽い腫れ、症状によっては紫斑(あざのような内出血様変化)が出ることもあります。

施術直後〜1週間の経過

照射当日は照射部位がほんのり赤く、ヒリつきを感じることがあります。紫斑が出た場合は1〜2週間ほどで自然に消退します。この期間は炎症が落ち着く過程で、見た目の評価には適しません。

2〜4週間後にしっかり評価

2〜4週間経つと炎症が落ち着き、毛細血管の縮小や赤みのトーンダウンがはっきりわかるようになります。この時点で「思ったより薄くなった」と感じる方が多いタイミングです。ただし、頑固な赤みや広範囲の毛細血管拡張症では、1回では十分でないこともあります。

Vビームは何回受ければ目立たなくなる?症状別の目安

推奨回数は症状によって異なります。一般的な目安は以下の通りです。

  • 酒さ・赤ら顔:3〜5回。慢性疾患のため維持照射が推奨されます
  • 毛細血管拡張症:3〜5回。範囲や太さで個人差があります
  • 単純性血管腫(赤あざ):5〜10回以上。保険適用、長期治療が前提
  • 苺状血管腫(乳児血管腫):複数回、保険適用
  • ニキビ跡の赤み(PIE):3〜5回
  • 老人性血管腫(赤いほくろ):1〜2回で消退することが多い(自費)

いずれも個人差があり、症状の濃さや範囲、肌質、紫外線対策の徹底度などで変動します。

1回コースとセットコースの考え方

軽度の赤みや少数の老人性血管腫であれば1回ずつ様子を見る方法も選べます。一方、酒さ・赤ら顔・PIEなど慢性的な赤みは5回コースでまとめて計画する方が結果的に経済的かつ効率的です。千里中央花ふさ皮ふ科では全顔5回110,000円(実質22,000円/回)をご用意しています。

効果のピークと間隔|なぜ複数回必要なのか

1回の照射では反応する血管に限りがあり、深さや太さの異なる血管を段階的に治療していくため複数回が推奨されます。

保険診療と自費診療の間隔の違い

  • 保険診療:3ヶ月ごと(単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症など対象疾患)
  • 自費診療:1ヶ月以上の間隔(酒さ・赤ら顔・老人性血管腫・PIEなど)

炎症が落ち着き、肌が安定したタイミングで次の照射を行うことで、効果と安全性のバランスを保てます。

効果のピークはいつ?

1回ごとの効果ピークは施術後2〜4週間です。コース全体としては、最終回から1〜2ヶ月後に改善が最も明瞭になります。慢性疾患では「治す」より「コントロールする」発想が重要です。

Vビームの効果が長持ちする要因とアフターケア

せっかく改善した赤みや血管病変を長持ちさせるには、再発要因への対策が欠かせません。

紫外線対策の徹底

紫外線は血管拡張や炎症を促し、赤みの再発要因になります。SPF30以上の日焼け止めを毎日使用し、帽子・日傘も併用してください。

刺激・温熱の回避

強い摩擦、長時間の入浴、サウナ、激しい運動、アルコール多飲、香辛料の摂りすぎは毛細血管を拡張させます。とくに酒さの方は誘発因子をコントロールすることが重要です。

スキンケアの見直し

洗顔は摩擦を最小限にし、低刺激の保湿剤で皮膚バリアを整えます。バリア機能が安定すると赤みの再発リスクが下がります。

Vビームが向いている悩み・向いていない悩み

Vビームは「赤」に強いレーザーですが、すべての肌悩みに万能ではありません。下記が代表的な適応です。

  • 第一選択になる悩み:酒さ・赤ら顔、毛細血管拡張症、ニキビ跡の赤み(PIE)、単純性血管腫、老人性血管腫
  • 適さない悩み:シミ(老人性色素斑)、肝斑、そばかす、毛穴、ハリ不足

色素性のシミや肝斑はピコレーザーやIPLの方が適しています。逆に、赤系の症状に対してピコレーザー単独では効果が出にくく、「赤にはVビーム」と覚えておくとよいでしょう。診察で症状に合った機器をご提案します。

当院のVbeam Primaの特徴

千里中央花ふさ皮ふ科では、最新のVbeam Prima(厚生労働省承認機器)を導入しています。

  • 波長595nmで赤色色素に選択的に反応
  • 最大15mmの大型スポットで広範囲を効率照射
  • DCD冷却(-26℃)で痛みと皮膚ダメージを軽減
  • パルス幅0.45〜40msまで幅広く調整可能

幅広いパルス幅により、紫斑を出しにくいマイルドな設定から、しっかり効かせる設定まで症状に合わせて最適化できます。

大阪・豊中でVビームを受けるなら|千里中央花ふさ皮ふ科

千里中央花ふさ皮ふ科は、北大阪急行「千里中央駅」徒歩5分、駐車場9台完備のクリニックです。グループ3院体制で千里中央には最新のVbeam Prima、江坂駅前花ふさ皮ふ科とみのお花ふさ皮ふ科にはVビームiiを配置しています。

Vビームの料金は、全顔トライアル22,000円、全顔1回27,500円、全顔5回110,000円(実質22,000円/回)、両頬5回85,800円などをご用意しています。老人性血管腫は1〜5個まで各5,500円、6個以上は各3,300円、当て放題21〜50個は77,000〜121,000円です。単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症(症状による)・正中部母斑(サーモンパッチ)は保険適用となります。

治療内容や料金の詳細、症状別の適応については、当院LP(hanafusa-hifuka-beauty.com/treatment/vbeam/)をご参照ください。初回カウンセリング1,100円で、皮膚科専門医が症状を診察し、適応・回数・コース設計をご提案します。

よくあるご質問(FAQ)

Q1. Vビームは1回でも効果がありますか?

1回でも赤みの薄まりを実感される方は多くいらっしゃいます。とくに老人性血管腫は1〜2回で消退することも珍しくありません。一方、酒さ・赤ら顔・血管腫などは複数回の照射でしっかり安定させることが推奨されます。

Q2. 効果を判定するタイミングはいつですか?

1回ごとの効果は施術後2〜4週間がピークです。炎症が落ち着いた状態で評価するため、当日や翌日の見た目で判断しないようにしてください。

Q3. 何回コースで申し込むのが効率的ですか?

慢性的な赤みや酒さ、PIE、血管腫などは5回コースを目安にされる方が多いです。当院では全顔5回110,000円(実質22,000円/回)をご用意しており、1回ずつ受けるよりお得です。

Q4. Vビームの効果はどれくらい持続しますか?

改善された血管病変そのものは戻りにくいですが、酒さや赤ら顔は慢性疾患のため誘発因子で再発しうるのが特徴です。紫外線対策・刺激回避・スキンケアを継続することで持続性が高まります。年1〜2回のメンテナンス照射を行う方もいらっしゃいます。

Q5. 保険診療と自費診療では効果に違いがありますか?

機器自体は同じVビームを使用するため、技術的な効果に差はありません。違いは適応疾患と照射間隔です。単純性血管腫・苺状血管腫・毛細血管拡張症などは保険3ヶ月間隔、酒さ・赤ら顔・老人性血管腫・PIEなどは自費1ヶ月以上の間隔で行います。診察にて適応を判断します。

本記事の監修・執筆

花房 崇明(はなふさ たかあき)

理事長・皮膚科専門医/千里中央花ふさ皮ふ科・美容皮膚科

日本皮膚科学会認定皮膚科専門医

医師プロフィール